横浜の観光名所「山下公園」と「象の鼻パーク」を散策

平日でしたがいつもより少し早起きをして、「山下公園」と「象の鼻パーク」を散歩しました。

管理人は高校の最寄り駅が横浜駅だったので、西区はそこそこ詳しいのですが、山下公園や象の鼻パークがある中区はあまり馴染みがありません。

せっかく引越したので、これからは中区の観光スポットも回っていこうと思います。

山下公園

朝7時過ぎに自宅を出て、みなとみらいを経由して7時30分頃に山下公園に到着しました。

天気は良くありませんでしたが、観光目的の外国人をたくさん見かけました。道路沿いに植えられている木も紅葉が色づきつつあるようです。

今年は、立冬を過ぎても暖かい日が続いていますが、今週末くらいから寒くなるそうです。

 

山下公園のイチョウ並木は、例年であれば11月下旬から12月上旬が見頃といわれています。管理人が訪れた11月22日はこんな感じでした。

 

イチョウ並木通り沿いには、横浜を代表する施設があって洒落た店も建ち並んでました。

 

山下公園からは、横浜ベイブリッジ、ランドマークタワー、大さん橋、赤レンガ倉庫といった横浜の名所を望むことができるので、横浜観光では欠かせない場所になっています。

山下公園の前の通りには、イチョウ並木がずっと続いています。

イチョウは神奈川県の県木になっており、また、山下公園といちょう並木は「かながわの景勝50選」として選ばれています。ちなみに神奈川の景勝50選の碑は、山下公園の中央入口の道路沿いにあります。

 

山下公園は日本で最初の臨海公園といわれていて、海に面して800mの長さがあります。

山下公園のバラ園

バラは横浜市の市花とされています。

山下公園のバラ園は、港の見える丘公園と並ぶ横浜を代表するバラ園のようです。

ベイブリッジや氷川丸が目の前から見え、素晴らしいバラの花壇が広がります。

山下公園のバラ園では、約160種類、約1,900株のバラが育てられてます。

 

山下公園中央附近に「未来のバラ園」があります。

大通りの「山下公園中央口」から山下公園に入って右へ進むとあります。

バラの見頃は、5月~6月上旬と10月~11月上旬頃だそうです。

翌年の5月上旬に撮った山下公園のバラです。

 

山下公園には、いろいろな植物が植えてあります。西洋バラの多くが、開港して間もない横浜から日本各地に上陸したといわれており、バラがシンボルになっています。

 

園内に入ると、アーチ状になっているバラがあります。

これだけのバラを無料で見学できる場所はあまりないと思います。

 

未来のバラ園には、160種類のバラが植えられているそうです。

「キティローズ」「サニーノックアウト」「ファッショニスタ」「ブラッシングアイスバーグ」「ノックアウト」「ダブルノックアウト」「スターチェイサー」「ベル ロマンティカ」「つる スマイリーフェイス」「ウーメロ」「マーメイド」「ポールズヒマラヤンムスクランブラー」など

バラの色も様々なので見ていて飽きないです。

 

バラの近くには解説看板があるので、バラに詳しくない人にも勉強になります。もちろん見るだけでも楽しめます。

「ジュビリー セレブレーション」

 

「ジ アレンウィック ローズ」

 

公園内には「赤い靴はいてた女の子の像」「かもめの水兵さんの碑」があります。

横浜港が、かもめの水兵さん発祥の地ということで碑が建てられたそうです。

山下公園から象の鼻パークは近いです

山下公園でバラを見た後は、陸橋から象の鼻パークへ行きました。

象の鼻パークは大さん橋の手前にありますが、知らない人は存在すら知らずに通り過ぎてしまうかもしれません。

 

岩倉具視を全権大使とした有名な岩倉使節団は、明治4年11月12日に横浜を出航しましたが、この横浜というのが「象の鼻」と呼ばれた港でした。

幕末に欧米列強の圧力によって開国した際に波止場が建設されました。この時に設置した波止場が象の鼻のような弓なりの防波堤でした。

象の鼻は横浜港発祥の地として、開港150周年を記念して整備されました。

象の鼻パーク

時代とともに象の鼻も変わっていったようです。象の鼻テラスにはカフェもあります。

山下臨港線プロムナードの橋の下には、象の鼻の昔の様子が描かれた絵があります。

 

「海の日」は、明治天皇が1876年に東北巡幸を経て横浜に帰港したのを記念して制定されました。

今の海の日は、7月の第3月曜日ですが、以前は明治天皇が横浜に帰港したといわれる7月20日でした。

船の出港手続き、通関事務、他国の領事との交渉、違法行為の取り締まり等を目的に、神奈川奉行所の下に神奈川運上所が設けられましたが、運上所の名称はやがて税関となったそうです。

 

県庁舎、税関、横浜開港記念館は、横浜三塔と呼ばれていますが、この三つの塔を同時に見える場所が横浜にはあります。

象の鼻防波堤にも三塔が同時に見える場所があります。

三塔が同時に見える場所には、地面にビューポイントとしてこんな目印があります。

 

左からキングの塔、ジャックの塔、クイーンの塔です。

山下公園のイチョウとバラの見頃時期

・山下公園のイチョウ通りの見頃は、11月下旬から12月頃

・山下公園の未来バラ園の見頃は、5月下旬~6月上旬・10月下旬~11月上旬