横浜市の「根岸森林公園」は子連れも楽しめるピクニックにおすすめの公園

横浜市中区根岸台にある「根岸森林公園」に行ってきました。

根岸森林公園内には、結構な数の桜の木が植えてあるので、公園は桜や梅の名所としても知られています。

今回訪れたのは10月だったので桜の時期ではありませんでしたが、公園内には他にも植物が植えられており、桜の時期に関係なく家族で楽しめると思います。

 

公園内には、駐車場と駐輪場も完備されてますが、週末は満車になることも多いです。

 

よくある平坦な公園とは違い、なだらかな丘陵が続くおもしろい公園です。

根岸森林公園は、日本初の洋式競馬場の跡地が整備されてできた公園です。

当日は、幼稚園の団体さんが来ていて、小さな子が公園内を走り回ってました。芝生広場は地面が芝生なので、小さなお子さんがいてものんびりと遊ばせられます。

根岸森林公園へのアクセス、駐車場と駐輪場

根岸森林公園は、横浜市中区の根岸台という場所にあります。

 

根岸森林公園へは、JR根岸線の「根岸駅」と「山手駅」のどちらからも徒歩で15分です。

ただ、公園のある場所は高台にあるので、駅から実際に歩いた場合は15分以上かかると思います。

 

公園内には、駐輪場と第1・第2駐車場があります。

駐車場は、最初の2時間までは月~金なら300円、土日祝は400円です。2時間を超える場合は月~金曜は20分ごとに50円、土日祝は30分ごとに100円がかかります。

平日に行ったのでそこそこ空いてましたが、土日は結構混みます。特に梅や桜の時季だと土日はほぼ満車です。

 

山手寄りにも駐車場(第2)がありますが、料金は第1駐車場と同じです。

 

バイクや自転車の人は、根岸森林公園入口(正面)を入ったところに無料の駐輪場があります。

 

根岸森林公園正門は、第1駐車場と隣接する場所にあります。

写真には切れて写ってませんが、写真の少し左側にはバイクが通れる場所があります。正面入口を入ったところに駐輪場があります。

なだらかな丘陵地を利用した根岸森林公園

根岸森林公園は、日本で洋式競馬発祥の地といわれている根岸競馬場を市が買い取って整備したのが始まりです。

公園内には、カフェもあります。また、公園内にはトイレと水飲み場が何か所か設置されてます。

 

公園内は、綺麗に整備されており、ランニングとして利用してる人も多くいます。

公園事務所近くから見た芝生広場です。犬を散歩している人もいます。

 

あと半月過ぎたら、紅葉が色づき始めていい感じになると思います。こんなところでジョギング出来たら気持ちいいと思います。

 

こちらは梅林です。

 

福島と横浜の小学生が一緒に植樹した桜の木です。

 

公園内は、なだらかな丘陵で広々としています。天気が良ければ、シートを敷いて寝転がっている人もいます。

公園の奥からはみなとみらいの建物が見え、見晴台からは横浜の街を見渡せます。

10月なので葉っぱが赤く色づき始めてる木もありました。

 

「ここは、慶応3年(1867)に我が国最初の様式競馬が行われたところで、昭和18年6月まで続きましたが、戦後は接収され、米軍のモータープール、ゴルフ場となっていました。

昭和44年、主としてゴルフ場だった場所が接収解除となり、横浜市は昭和47年から公園整備に着手、中央競馬会による競馬記念公苑とともに、昭和52年10月1日に開園しました。」

公園内の看板より

 

公園の奥は、アメリカ軍が占領しているので進入禁止になってました。

 

競馬場跡地の面影が残っていると感じる場所もあります。

公園入口から奥へと進んだ先には、遊具広場もあります。

 

小さな池もあります。

 

公園の池には、「ミシシッピアカミミガメ」「コイ」「ギンブナ」「モツゴ」「アメリカザリガニ」「ハイイロゲンゴロウ」「カダヤシ」が住んでるそうです。

根岸森林公園の桜

根岸森林公園は、梅や桜の名所としても知られています。

 

日を改めて桜の季節に来ました。

公園の中央には、桜山といわれるエリアがあるのですが、ここでお花見をする人もいます。

横浜市内にはサクラの名所と呼ばれる場所は多いですが、根岸森林公園ものんびりできるのでおすすめです。

根岸競馬記念公苑(馬の博物館)

第2駐車場の近くにあるのが「根岸競馬記念公苑」です。

世界には200を超える馬の品種があって、日本の在来種は8品種登録されてるそうです。

背の高さが147cm以下の馬をポニーと呼ぶということも知りました。

 

馬の博物館の入館料は大人100円、小中高生は30円です。

 

公苑では、乗馬している姿を見れます。奥にも広場のようなものがあり、そこにポニーが見れました。

「馬を山野に群れて放牧した場合、夏は風の吹く涼しいところに、また秋が深まり気温が低くなると、陽当たりのよい風のこない場所に集まって休息します。このような休息場所を馬立場と呼びます。樹木があって丘状になっているこのあたりの地勢は、夏の馬立場に適した場所です。」

 

根岸競馬記念公苑から第2駐車場へと続く道です。

 

日本に最初に馬が伝わったのは4世紀末といわれ、モンゴルから朝鮮半島を経て九州に渡ってきたそうです。

 

苑内では、馬とポニーを見ることができます。