先日、梅を観るために田浦梅の里に行きました。
けっこうな階段を上ったのに、ほとんどの梅が花を咲かせてませんでした。
このことがあったので、梅を観るのは当分先だろうと思っていましたが、ツイッターで金沢自然公園の梅林が良かったという投稿を見て、急きょ金沢自然公園に行ってきました。
梅にも早咲きのものと遅咲きのものがあるようで、金沢自然公園の梅は比較的早咲きのものが多いようです。
金沢自然公園
金沢自然公園は、横浜市金沢区にある自然公園です。
横浜市内でも最大規模を誇る大きな公園で、植物区と「金沢動物園」がある動物区とがあります。
金沢自然公園は丘陵地帯にあるため、動物区のある山頂までは坂と階段が続きます。
丘陵地にあるだけあって、公園内の高台からは、天気が良ければ東京湾や房総半島が見えます。
この日は天気が悪く、湿度も高かったので眺めはよくなかったです。
公園内には、バーベキュー場や遊具施設もあります。特に滑り台は横浜市内で最大級の長さを誇ります。
すべり台は子供たちに人気で行列ができるほどです。
動物園は主に草食動物が飼育されているので、同じ横浜市にあるズーラシア、野毛山動物園といった動物園と比べて地味な印象を受けますが、ここだけの希少な草食動物が見れます。
徒歩で山頂まで行くこともできますが、徒歩だと時間もかかるし体力も使います。
金沢自然公園の正面入口から来園した場合は、無料のシャトルバスが10分おきくらいに出ています。
管理人は途中にある展望台で写真を撮るため、いつも歩いて坂を上って行きます。途中の坂ではアジサイも見れるので、梅雨の時季は歩いている人が増えます。
金沢自然公園の梅の見頃
金沢自然公園の梅は、早咲きの梅が多いため、梅の見頃は1月の終わりから3月上旬頃までとなっています。
金沢自然公園梅情報 http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/kanazawa/plant/bairin/kanazawa80/
2月上旬ごろから見ごろを迎えるので、2月下旬頃までなら間に合います。
金沢自然公園の梅林では、「一重寒紅」「八重唐梅」「白加賀」「鶯宿」などの梅が見れます。
金沢自然公園の梅林へ
あまり知られていませんが、住宅街を抜けた先から金沢自然公園に入れるルートがあります。
ただし、駐輪場しかありません。
金沢自然公園の梅林を見るだけなら、自転車や原付バイクで裏側入口に回るのが早いです。
ということで信号の先の住宅街を入っていきました。
こちらが入口になります。この入口は、周辺住民くらいしか使いません。
梅林へは、この入口が最も近く、入口から3分くらいで梅林まで行けます。
公園内はきれいに整備されてるので、早朝は歩いていて気持ち良いです。
金沢自然公園は、桜や紅葉の名所でもあります。
金沢自然公園の案内図です。今回の入口は北谷口になるようです。
金沢自然公園の梅林
訪れたのが2月8日だったので少し早いかと思いましたが、見ごろを迎えている種類の梅が多かったです。
4割の梅はまだでしたが、見頃を迎えている梅もたくさんありました。
「一重寒紅」は見頃でした。
「白加賀」も見頃でした。
八重唐梅も開花している木がたくさんありました。
八重唐梅と白加賀です。
金沢自然公園には、梅の木が300本近くあるようです。
ふと足元を見ると水仙の花が咲いてました。
梅林の近くに遊具広場があるのですが、そこには菜の花が見事に咲いてました。
「鹿児島紅」という種類の梅です。ここだけやけに紅いと思ったら梅の種類が違いました。
丘陵地なので視点を変えると雰囲気が変わります。
「不老園緋梅」は、全然咲いてませんでした。
「烈公」水戸斉昭も烈公と呼ばれましたが、梅の烈公も水戸のものです。
「楠玉」や「姫千鳥」は満開まであと少しといったところでした。
金沢自然公園の場所
住所地:神奈川県横浜市金沢区釜利谷東5−15−1
Googleマップだと夏山入口の付近が表示されますが、夏山入口には駐車場がありません。
駐車場は、笹下釜利谷街道沿いにある正面入口か、横浜横須賀道路に直結している駐車場にしかありません。
金沢自然公園は、横浜横須賀道路から直結していますので、直接駐車場に行くこともできます。
遠方から高速道路で来る人は、こちらが便利です。
さいごに
金沢区内に住んでる管理人の知り合いに金沢自然公園の梅林を知っているか聞きましたが、公園に梅林があることを知っている人はいませんでした。
金沢区の住人でもあまり足を運ばないみたいなので、ここの梅林は穴場スポットかもしれません。
金沢自然公園の梅は、早咲きのものが多いようなので、早く梅が見たい人にはおすすめです。