軽度でも脱ステロイドのリバウンドはひどかった

随分と久しぶりの更新になってしまいました。

更新が久しぶりというより、不具合で今年に入ってから投稿が出来てませんでした。

 

投稿出来なくなった頃にテレビでステロイドの副作用について見たのですが、その番組でステロイドを塗り続けることによる副作用が紹介されてました。

ステロイドについてネットで調べてみると、かなりの数の副作用が検索できるとともに、脱ステロイドに挑戦する人のブログもたくさん出てきました。中には奇跡体験アンビリバボーのような有名な番組でもステロイドの危険について触れてました。

管理人は肌荒れも軽度でステロイドの量も少ないですが、脱ステロイドってものに挑戦してみました。

管理人とステロイドの付き合い

管理人も肌荒れになると皮膚科に行くのですが、そこで処方される塗り薬がステロイドでした。

ステロイドは、炎症やアレルギーを抑える薬として知られてますが、身近なところではアトピー性皮膚炎があります。

アトピー性皮膚炎と聞くと子供がなる病気だと思ってましたが、最近は大人になっても治らなかったり、大人になってから発症する人も増えているそうです。

アトピー性皮膚炎は10人に1人という話を聞いたことがありますが、もしかしたら管理人も軽度のアトピーなのかもしれません。

この病気が厄介なのは、決まった薬がなく、原因が一人一人違うことです。

人によって、アレルギーが原因だったり、ストレスだったり、胃腸が原因だったりと医学でも解明できてないようです。

 

皮膚科に行くようになってから10年くらいになるので、ステロイドとの付き合いも10年ほどになります。

肌荒れがあってもステロイドを塗ると直ぐに良くなるので、時々しか使いませんが付き合いは長いです。

 

ステロイドの副作用を知ってから皮膚科を変えてみましたが、たいした診察もされずやはりステロイドを処方されるだけでした。

今の皮膚科ではステロイドに対する信頼があついようですが、おかげで管理人の皮膚科に対する信頼はなくなりました。

 

2022年の初め頃から図書館やネットを利用して、ステロイドに関する本をあさって読みまくりました。レポートや論文も読みましたが、やはり原因は分からないようでした。

ステロイドに関する本を読みだして4か月ほど経ち、自分でアトピーを治した人の体験談なども集まってきたので、軽度ですが脱ステロイドというものに挑戦してみました。

2022年4月20日に半日断食をスタート

ステロイドについて調べている時に出会ったのが「奇跡が起こる半日断食」という本です。

 

この本は断食を支持する人にはかなり有名な本で、著者の先生に救われたという人は多いです。

この本にアトピーの人が治ったとあったので、脱ステロイドをしながら半日断食を実践してみることにしました。

ちなみにこの著者の他の本も何冊か読み、そこに書いてあった柿の葉茶や運動も取り入れてみました。

 

また、以前このブログでも紹介した「油を断てばアトピーはここまで治る」も再び読んで、なるべく植物性油やたまごを摂らないようにしました。

脱ステロイドで体中が湿疹だらけに

脱ステロイドと半日断食を開始して数日が経った頃、背中を中心に体中に湿疹が出てきました。

そこで断食の本やネットで調べてみると、リバウンドとか好転反応によるものとありました。

腕にできた湿疹です。背中はひどいのでお見せできません、というより自分で見るのがきつくて入浴の時も鏡を見ないようにしてました。

 

さらに数日すると湿疹がジクジクしてきて、黄色い液体が出るようになりました。

どうやら浸出液という液体で、傷を治すために体内で作られる細胞だそうです。

この浸出液は1か月以上出て、朝起きると液体でT-shirt全体が固まってることもありました。

浸出液が出るようになった頃から一番きつかったのは背中のかゆみです。

いくらかゆいからといって背中をかいてしまうと、治りが遅れてしまうので我慢するのですが、耐え難いかゆさなのでたいていは我慢できず、できるだけ服の上からかくようにするのですが、それでもT-shirtに血がついてしまいます。

 

患部をきれいにするため、仕事から帰宅して一番にシャワーを浴びるのですが、かゆみを我慢したせいか傷口に直接シャワーをあてた時の快感は今まで経験したことがないほどです。

1か月以上すると浸出液もおさまってきましたが、かゆさはなかなかおさまりません。

軽度でこのかゆさなら重度のアトピーの人はどうなんだろうと想像しただけで恐ろしいです。

 

6月に入るとだいぶかゆさもおさまり、浸出液も出なくなりました。

背中中に出ていた湿疹は、鏡で見ればシミのようになって分かりますが、触っただけだとツルツルで全く分からなくなりました。

 

7月に入ると断食を開始してから出てきた湿疹は治りましたが、最初からあった湿疹は症状は軽いですが今も残ってます。

脱ステロイドと半日断食を始めて4か月が経ちましたが、3か月前のかゆみに耐え続けた地獄の日々がうそのようです。

肌荒れに効果があったと思うもの

脱ステロイドと半日断食を実践してみて、効果があったと思うものを紹介します。

半日断食(★★★★)

半日断食が肌荒れにどれくらい効果があったかといわれると、正直わかりません。

実感としては、半日断食がいいというより、植物性油の摂取がないからという気もします。

植物性油を断つ(★★★★)

植物性油を断ってアトピー性皮膚炎がよくなったという人は多いようです。

管理人は外食が多いのでなかなか実践できませんが、意識して植物性油を摂らないようにすると調子がいいです。

現代は植物性油を摂らないことは難しいので、実践自体が簡単ではありません。

ネットの書き込みで一番効果がありそうなのが、この植物性油を断つことみたいなので、休みを多くとれそうな年末年始にでも挑戦してみたいです。

ビタミンCの摂取(★★★)

肌荒れというより、アトピー性皮膚炎に効果があったという書き込みを見つけて購入したのがビタミンCのサプリメントです。

ビタミンCは、皮膚の再生などに必要だそうなので、なるべく飲むようにしてました。

半日断食の著者の先生は柿の葉茶を勧めていますが、この柿の葉茶にもビタミンCは豊富に含まれています。

柿の葉茶はそれほどクセがないので毎日飲んでました。

 

ビタミンCを摂らないという期間も作ってみましたが、湿疹が悪化したのでやめました。

サプリメントだけでなく、フルーツや野菜などからも意識して摂るようにしていましたが、目に見えた効果は確認できません。

ビオフェルミンの摂取(★★★)

肌荒れは胃腸の調子と関係あるということを聞き、飲み始めたのがビオフェルミンSです。

乳酸菌とビフィズス菌が取れるので善玉菌が増え、便秘や軟便にも効果があるそうです。

 

半日断食を始めてから、生まれて初めて便秘気味になってしまったので、便秘解消の効果も期待できます。

途中で飲むのを止めてしまうと直ぐに便秘気味になってしまいます。

便秘は肌荒れの原因なので、この薬も一定の効果があったのだと思います。

脱ステロイドを体験してみて

管理人は軽度な肌荒れでしたし、ステロイドも少量しか使ってなかったので、リバウンドがこんなにすごいとは思ってもみませんでした。

あれから4か月経ち、全体的に肌はきれいになりましたが、元々荒れていた個所は今も湿疹が出来たままです。肌荒れは治ってないけど、ステロイドだけ止められた感じですね。

 

今思えば、ステロイドを使いながら、植物性油を断ったり、ビタミンCを摂取するのでも良かったと思います。

一番重要なのは根本原因を改善することですが、これが何なのかはいろいろ試してみるしかありません。何より医者が頼りにならなりませんでした。

それと半日断食の効果で体重が5キロ減りました。

 

本を読み漁って知ったのですが、現在は16時間断食とか5:2断食といった手軽にできる断食が流行っているそうです。

空腹になると古い細胞を分解して細胞が新しくなる(自食作用)ことをオートファジーというそうです。しかし、ネットで読んだ研究者のレポートではオートファジーは断食をしなくても常に起きているとありました。

そうなるとあえて16時間や1週間のうち2日間(5:2)も断食しなくてもよさそうですが、実際に半日断食してみたところ何故か肌がきれいになりました。

断食で胃腸を休ませるというのをウソ臭いと思ってましたが、本当に胃腸が休まって肌がきれいになったのかもしれません。