三浦半島にある「剱崎」と「三浦海岸」をツーリング

横須賀方面に用事があったので、早めに出発して用事を済ませ、その後は三浦市の「三浦海岸」と「剱崎に行きました。

剱崎は、「つるぎざき」と読み、三浦半島南部にあります。

 

三浦市へは、横須賀中央から久里浜を経由して野比で海に出たあとに、そのまま海岸沿いを南下していくというルートで行きました。

横須賀中央から久里浜を経由して三浦海岸へ

三浦へは、横須賀中央駅から国道16号線に出て、国道16号線を観音崎方面に進み、三春町から国道134号線を使って南下しました。

京急久里浜駅前のスーパーで水を購入するために休憩した後、再び134号線を南下していきました。

野比を越えた辺りから海と並行して道路を走っていくので、バイクだと走ってて気持ちいいです。

特に5月以降は風が心地よく感じれるのでバイクはおすすめです。

 

海に出た後は、そのまま国道134号線を南下して行けば、やがて三浦海岸に到着します。

 

三浦市は、神奈川県でも空き家率が高く、神奈川で唯一の消滅可能性都市といわれています。

しかし、三浦海岸からは1時間ちょっと電車に乗ってれば東京に出られますし、三方が海に囲まれているので海好きにはいいと思います。

閑散としている三浦海岸

この日の天気は曇りだったので、三浦海岸にはあまり人がいませんでした。

天気がよければウィンドサーフィンをしている人も見かけますが、この日はほとんど見かけません。

三浦海岸だけでなく、津久井浜海岸もほとんど人がいませんでした。

天気が悪いと7月の海水浴場でも人がいないんですね。

 

海岸沿いを歩いてみましたが、少し歩くだけで汗をすごいかきます。

この日は朝の8時には気温が30度を超えていたので、少しだけ海に入ってみましたが気持ちよかったです。

 

海岸の近くだと7月から8月までの期間限定で一方通行になる道があるんですね。鎌倉や逗子も海がありますが、あの辺りには多分ないと思います。

無料の駐車場も結構空いてました。

三浦海岸で少し休憩した後、今度は剱崎を目指して出発です。

三浦海岸から県道215号線を南下して剱崎へ

剱崎(つるぎざき)は、三浦海岸から県道215号線を南下して行けば着きます。

この辺りは、信号が少なく、クルマの数も少ないので、バイクを走らせると風が心地いいです。

 

三浦海岸からバイクで数分走ると剱崎近くの海岸に到着します。

 

剱崎へは、県道から脇にそれて畑の中を進んでいく感じです。

スマホの地図では個人商店があったのですが、管理人が訪れた日は開いてませんでした。

ほとんど車が通らず、町から外れて畑しかない場所でお店を開いてもなかなかお客さんは来ないもで、もしかしたら海水浴シーズンの土日しか営業してないのかもしれません。

 

付近にはお店が見当たらなかったので、駅前か途中にある数少ないコンビニやスーパーで買い物を済ませておくのがいいと思います。

美しい剱崎の海

以前に行った「盗人狩」や「荒崎」もそうですが、剱崎も下から突き上げるようなゴツゴツした岩場でした。

 

三浦・岩礁のみちを剱崎方面に進んでいきます。

このあたりの海岸は、波が大きいです。剱崎は釣りのスポットとしても知られているのですが、この日は釣りをしている人はほとんどいませんでした。

 

三浦・岩礁のみちを右に進むと「かながわの景勝50選 剱崎」の石碑があります。

 

近くには、剱崎の由来についての看板があります。

【剱崎の名の起こりは、江戸時代といわれている。徳川幕府の官材を積んだ五百石船が、この沖で暴風のため難破し、木材もろとも船は海底に沈んだ。そこで海南神社の神主が海に剣を投じて龍神の怒りを鎮めてもらおうと祈ると、すぐに風波が静まり、沈んだ官の木材がことごとく浮かび出たので、それをくり船で磯に運んだという。これにより、この地を剱崎というようになったと伝えれれている。】

 

剱崎の読み方は、「つるぎざき」と読みますが、過去にはけんざきと読んだこともあったようです。

 

剱崎の岩場から見た剱崎灯台です。

 

この辺りは横浜や鎌倉と違って海水がきれいでした。

景観が素晴らしいのですが、この日の気温は34度だったのであまり長居はしませんでした。

 

剱崎からは、千葉の房総半島が見えます。 波が高めなので海水浴よりも釣りに向いてると思います。

 

剱崎から南方面の海と間口漁港方面です。

 

近くにも小さな灯台のようなものがあったので、近くまで行ってみましたが登れませんでした。

間口港灯台

 

剱崎は海の水がきれいで、かながわの景勝50選にも選ばれる景勝地ですが、アクセスが悪いので人は少ないです。

アクセスは悪いですが、景勝は見事なので時間をかけて行くだけの価値はあると思いました。