お盆前に帰省して、炎天下の中ママチャリで三浦半島を一周してきました。
最初の頃は三浦半島の海の眺めに感動して写真を撮って紹介してましたが、何度も行ってると感動が薄くなってきてしまい、最近では写真を撮らずにひたすら自転車をこいでました。
いつもと違うのは、朝比奈峠越えと海南神社に立ち寄ってみたことでしょうか。
今回の三浦半島一周コース
いつもは逗子から国道16号線に出て観音崎を目指すのですが、今回は朝比奈峠越えに挑戦しました。
鶴岡八幡宮をスタートし、朝比奈峠を越えて国道16号線に出たら、あとは三浦半島の東側を南下します。
三浦市に入ったら、三浦一のパワースポットといわれる三浦総鎮守「海南神社」にも立ち寄ります。
海南神社のあとは三崎口駅前を通り、国道134号線を北上して鎌倉に戻ります。
このルートは、三浦市内は坂が多いですが、他は平たんか坂が緩やかで比較的走りやすいです。
朝比奈峠は撃沈
真夏真っ只中なので、早めに鶴岡八幡宮を出発しました。朝早いので八幡宮周辺は空いてましたが、途中の道は混んでました。
鶴岡八幡宮から10分くらいで十二所に到着しました。
ここ最近は週に数回は自転車で1、2時間以上走ってるので、だいぶ体力もついてきたと思って朝比奈峠越えに挑戦しましたが、立ちこぎしても坂を上ることが出来ず、全然だめでした。
朝比奈峠越えでかなりの体力を消耗しましたが、何とか上まで登ることができました。ここで中止しようかかなり迷いましたが、ダメなら逗子経由で帰ればいいと思って少しだけ頑張ることにしました。
海を眺めながらサイクリングできる三浦半島
朝比奈から国道16号線に出て、観音崎方面に走ること30分、横須賀海岸通りに出ました。
国道16号線はほとんど平たんな道なので走りやすいのですが、追浜から汐入まではトンネルが多いので、ここだけはクルマに注意して走るようにしてます。
横須賀海岸通りからは海の横を走ることができ、平たんな道が続くので爽快に走れます。
馬堀海岸を過ぎて走水からは景色が一変して、海の眺めが素晴らしいです。
8月の夏日だったので、海沿いは海水浴客が多く、観音崎もかなりの人出でした。
観音崎から鴨居の町を通って浦賀に出たあとは、ペリー公園の前を進んで野比の海に出ました。
ここから三浦市に入るまで海沿いを走っていきます。夏休みということもあって海岸は海水浴客で大にぎわいでした。それと、三浦はウィンドサーフィンをやる人が逗子よりも多い気がします。
三浦総鎮守の海南神社
海沿いの県道215号(上宮田金田三崎港線)を進んで行くと、三崎港に到着します。マグロの本場なので、周辺にはマグロ丼を提供してる店がたくさんあります。
三浦の総鎮守である海南神社は、三崎港を少し北に行くとあります。この辺りをのんびり走ってたら、トロの休日というゲームを思い出して懐かしくなりました。トロの休日は管理人がハマったお気に入りのゲームです。
海南神社の歴史は古く、三浦のパワースポットとして知られています。いろいろな種類のおみくじがあります。
海南神社の由来
当社の祭神、藤原資盈(すけみつ)公は、藤原鎌足の後裔、九州太宰少貳廣嗣(しょうにんひろつぐ)の孫にあたりますが、五十六代清和天皇の皇位継承の争いに関係した伴大納言善男の謀挙に荷担しなかったため、善男と不和になり、故あって九州博多を出航、貞観六年(864)十一月一日、当地に着岸されました。その後、資盈公は土地の者に推戴され、付近の海賊を平定したり、里人を教化して文化の基いを築きました。よって、里人の尊崇の念篤く、治績わずか二年ではあったが公の没するやそのなきがらを海に沈め、祠を花暮に建立してこれを祀りました。後、天元五年(982)に現地に社殿を造営し、三浦一郡の総鎮守として崇められ 明治六年六月、郷社に指定されました
海南神社の見学も終わったので帰ります。
海水浴客で賑わう三浦半島
海南神社から県道26号線を通って帰ります。海南神社から引橋までは急坂があるわけではありませんが、坂が長いのでママチャリだときついです。それでも初めてママチャリで来た時に比べればだいぶ体力もついて楽になったと思います。
冬よりも夏の方が道路が混んでます。
帰る途中にある立石公園の前を通ると、緊急事態宣言のせいで駐車場が利用できなくなってました。そのおかげで公園は珍しく人が全然いませんでした。
何か所かの海岸は利用できないようになってましたが、葉山から鎌倉までの海はまあまあ混んでました。
長者ヶ崎は眺めが素晴らしいです。
思ったより早く鎌倉に戻りました。海の家がないのでやはり人は少ないです。
日没までいようか迷いましたが、まだ時間がかかりそうだったし、今日は疲れたので帰りました。
シャワーを浴びた後、相当疲れていたのか爆睡してしまい、気付いたら夜になってました。
まとめ
久しぶりの三浦半島一周でしたが、海を見ながら走るのは気分がよく爽快でした。
三浦市の坂では、汗でハンドルが滑って仕方なかったです。三浦市は坂が多いですが、それ以外はアップダウンも緩やかで走りやすいです。
JR横須賀駅を越えたあたりで少し気分が悪くなり、中止して帰宅しようか迷いましたが、日陰で水分補給しつつ休憩したら回復しました。
サイクリングでは休養しながら無理なく行うことが大切で、調子が悪いと思ったら中止することも大事です。
自転車に乗るようになってからというもの、理由は分かりませんが、肌荒れが目に見えて改善しました。少し休むと肌が荒れるので、休まずに引き続き継続していきたいです。
今後は県内にある他の史跡めぐりもしてみたいです。