横浜市中区にある「根岸森林公園」の梅林を見てきました。
実家から横浜に戻る途中にある金沢区の富岡総合公園にも寄ったのですが、こちらの梅林はまだ見頃ではありませんでした。
富岡総合公園
富岡総合公園は、金沢区では金沢自然公園、海の公園に次いで大きな公園です。
金沢区の富岡は、古くは海沿いの景勝地として知られており、明治に入ってからは数々の著名人の別荘地が建てられました。
公園内には、戦時中まで使われた日本海軍の基地があり、戦後になってアメリカに軍に接収されましたが、海軍の航空隊の門が今も残っています。
園内では、梅林の他、桜並木やボタン(金沢区の花)を見ることができます。
とくに桜並木は見事です。普段は人をほとんど見ませんが、桜が開花すると公園内は沢山の人で賑わいます。
難点は、駅から遠いということと、駐車場が少ないということです。
富岡総合公園へのアクセス
・住所
駐車場は、30分100円と安いですが小さいので、桜の時期はすぐいっぱいになります。
駐輪場もありますが、置けるスペースが小さいです。
富岡総合公園の梅林の見頃
富岡総合公園の梅は、だいたい2月から3月上旬が見頃です。
今回訪れたのは2月中旬頃でしたが、開花はまだまだ先でした。
富岡総合公園の梅の開花情報は、富岡総合公園のブログから見れます。
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/tomioka/blog/
梅林をパッと見た感じでは、全体で3割咲きくらいでした。
浜空神社の碑
園内に浜空神社の碑があるので、マニアにはそこそこ知られる公園のようです。
浜空神社は、横浜海軍航空隊の守護神として建てられた神社です。
浜空神社から富岡総合園へ
昭和11年10月1日、飛行艇隊の主力として横浜海軍航空隊が当地に開設されたその守護神として造営されたのが、この浜空神社である。
昭和20年8月15日、大東亜戦争終結後当航空跡地は横浜市富岡総合公園として生まれ変わったのである。
神社の修復復興をはかり、全海軍飛行艇隊の戦没者殉職者約二千柱の御霊を合祀した。
現在は、追浜の雷神社に移転していますが、碑もいくつかあります。
雷神社は、正式には「いかづち」なのに、地元の人は「かみなり」と呼びます。
根岸森林公園
富岡総合公園を出て、国道16号線を本牧方面へ向かった先にあるのが「根岸森林公園」です。
根岸森林公園は、日本で初めて洋式競馬が発祥した場所を横浜市が買い取って整備したのが始まりといわれてます。
公園内は広々として開放感があり、桜の名所でもあります。
公園内には、馬の博物館、競馬記念公苑があって実際に馬を見ることもできます。
根岸森林公園へのアクセス
・住所 神奈川県横浜市中区根岸台
根岸森林公園には、駐車場が完備されてます。
駐車場の料金は、最初の2時間までは平日であれば300円、土日祝日なら400円です。
2時間を超える場合は、平日は20分ごとに50円、土日祝は30分ごとに100円が加算されます。
無料の駐輪場は、正面入口から入った付近にあります。
入口が少し狭いですが、大型のバイクもバイクも停まってました。
根岸森林公園の梅林の見頃
今年の冬が寒かったせいで根岸森林公園の梅林も少し開花が遅れているそうです。
例年であれば、2月中旬~3月上旬頃までが見頃で、2月下旬頃には満開になるようです。
公園内には、約220本の梅の木が植えてあるそうなので、横浜市内では有数の梅の名所です。
個人的には、三渓園、金沢自然公園、大倉山公園が、横浜で梅を見るならおすすめです。
根岸森林公園の桜・梅の開花情報
http://negishi-shinrin.jp/ume-sakura-info/
根岸森林公園の梅林
根岸森林公園では、2月になると「梅まつり」が行われます。
今年は、2月9日・10日に行われました。
実をいうと、管理人は梅まつりの前日の朝に行ってみましたが、その時は大して咲いていなかったので、とっとと帰りました。
2月8日の梅林は、ほとんどの木が咲いてなかったと思います。
あれから2週間近くが経ちましたが、だいぶ変わってました。
半分以上の梅の木が花を咲かせていました。
根岸森林公園の梅の木は、木に梅の種類が書いてあるので分かりやすいです。
梅の種類を知るだけでも勉強になります。
根岸森林公園の主な梅です。
「八重寒梅」
「田子の浦」
「珊瑚の鞭」
「テッケンバイ」
「曙」
「初雁」
「筑紫紅」
「白鷹」
「叡山白」
「浜千鳥」
「藤牡丹枝垂」
「水心鏡」
緑萼梅(リョクガクバイ)
「一歳」
「三吉野」
「大湊」
「古今集」
「春日野」
「文殊」
おわりに
今回紹介した公園は、両方とも近くに住宅街がある公園で、気軽に行ける梅林です。
訪れたのは2月20日でしたが、2月下旬から3月上旬あたりが最も見頃です。