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鎌倉

「十二所果樹園」熊野神社の裏にあるハイキングコースを通って梅を観に行ってきました

投稿日:2019年2月26日 更新日:

十二所果樹園には、約400本の梅があるという話を聞いたので、訪れてみることにしました。

ただ行くだけではつまらないと思い、朝比奈切通の分かれ道を進んだ先にある、熊野神社の裏からまわって行くルートで行きました。

十二所果樹園とは

十二所果樹園は、鎌倉市・横浜市・逗子市との境に位置する、鎌倉市十二所にある果樹園です。

 

十二所果樹園には、約400本の梅、約200本の栗の木が植えてあるそうです。

約400本という梅の本数は、鎌倉一を誇る数です。

 

園内の展望台は、149mの高さを誇り、天気が良ければ富士山を見ることもできます。

 

アクセスが悪いため、訪れる人はそれほど多くはありません。

鎌倉の秘境と呼ぶ人もいるくらいです。

きんげ
管理人が訪れたのは平日でしたが、途中の道で1人とすれ違っただけで、園内はガラガラでした。

 

鎌倉保存会 http://fuchi.na.coocan.jp/jyuniso.html

 

朝比奈切通と熊野神社

「朝比奈切通」は、鎌倉七口の一つです。

鎌倉七口とは、鎌倉へ入る切通のうちの主要なものの7つをいいます。

朝比奈切通の他、極楽寺坂、大仏切通、小袋坂(巨福呂坂)、亀ヶ谷坂、名越切通、化粧坂があります。

 

朝比奈切通は、横浜市金沢区朝比奈町と鎌倉市十二所とをつなぐ切通しになります。

鎌倉時代の金沢は、鎌倉の外港として栄え、製塩場所がいくつかあるため、金沢から鎌倉へ塩が運び込まれたといいます。

鎌倉七口「朝夷奈(朝比奈)切通」と「熊野神社」

鎌倉七口というのは、鎌倉に通じる七つの道のことをいいます。 「朝夷奈切通(あさいなきりどおし)」は、鎌倉七口(かまくらななくち)の中で最も当時の面影を残しているといわれる切通です。   朝夷 ...

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十二所にある「熊野神社」は、朝比奈切通しの途中にある分かれ道を曲がった先にある神社です。

鎌倉の鬼門とされた方角にあったこの場所に、頼朝が紀州から熊野権現を勧請したと伝わっています。

 

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十二所神社バス停から熊野神社を目指す

十二所果樹園に向かうため、「十二所神社」バス停までバスで行きます。

十二所神社バス停でバスを下車し、朝比奈切通方面に進んで行けば、十二所果樹園には徒歩20分ほどで着きます。

 

しかし、熊野神社から行くこともできるということを知ったので、今回は熊野神社の裏から十二所果樹園を目指してみることにしました。

というわけで、まずは朝比奈切通を通って熊野神社へ向かいます。

 

鎌倉ものがたりでの十二所は、鎌倉の秘境として登場します。

鎌倉ものがたりは、鎌倉の馴染みの地名が登場するので好きな漫画の一つです。

きんげ
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十二所神社バス停近くにある案内標識どおりに、朝比奈切通に向かって進んで行きます。

 

朝比奈切通の入口です。今回は熊野神社を経由して行くので、朝比奈切通の道を進みます。

 

朝比奈切通を入ってすぐ右には、三郎の滝があります。左の上り坂が朝比奈切通です。

 

朝比奈切通を上って行った先には、岩を削って作られた摩崖仏の像があります。

 

切通を十数分歩くと熊野神社との分かれ道が現れます。写真は熊野神社に続く道の入口です。

 

分かれ道から数分歩くと熊野神社が見えてきます。急に人工物が出てきて感動しちゃいました。

 

熊野神社の本殿横から裏道に進んで行きます。

 

熊野神社裏山から十二所果樹園へ

今度は熊野神社裏から十二所果樹園を目指します。

 

通ったルートはこんな感じです。

きんげ
30分くらい歩いたので、実際にはもっと迂回してるかもしれない。

 

熊野神社裏の上り道を上って早々、分かれ道に出ます。

案内表示がないのですが、目の前にあった木をよく見てみると……。

木に矢印が刻まれてます。どっちが果樹園への道か確信が持てなかったので、この矢印の通りに左に進んでみることにしました。

 

途中で何度か矢印が書いてある木を見かけましたが、中には果樹園から熊野神社に向かう道を指してるものもあるようなので注意が必要です。

 

左に曲がって数分進むと、少し開けた場所に出ます。

そこからは、富士山が見えました。

きんげ
この日の天気予報は雨だったので、思いがけず富士山を見ることが出来てビックリでした(@_@)

 

最初の分かれ道以外は、分かれ道ごとに案内が出てるので、迷うことは少ないと思います。

案内板に十二所果樹園の名前がないのは、果樹園から来た人への道案内ということです。

熊野神社から行く場合は表示のない方の道を目指すと果樹園に着きます。

写真の分岐点で少し迷いました。結局進んで行くと合流してるのでどちらを進んでも大丈夫です。

 

数分歩くと再び分岐点が現れます。他に道が2つあって迷いました。

この道を進んで行くと果樹園に出ます。

途中の道では何度かクモの巣にひっかかりました。

 

途中で向こうからマウンテンバイクに乗っている人と遭遇して驚きました。

 

熊野神社裏から30分くらい歩いたでしょうか、果樹園案内図が現れました。

ようやく果樹園に着いたようです。

 

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十二所果樹園内の散策

帰ってから写真を見て気付いたのですが、散策路以外立入禁止ということを知らず、立入禁止の通路を歩いてたようです。

この道は、散策路です。下の道では梅が咲いてました。

十二所果樹園の梅の見頃は、2月中旬から3月までです。

 

この道を通ると梅の香りがしてきます。今まで何度か梅林に行っていますが、梅の香りをハッキリ嗅いだのは今回が初めてです。

見事な梅林でした。

 

この場所では、ウグイスの鳴き声が聞こえてきました。ウグイスの声を生で聞いたのは初めてです。

 

十二所果樹園の梅林。ここからは散策路です。

 

園内は、管理人以外誰もいませんでした。

 

園内を歩いていると、動物の泣き声が響き渡ってました。

音の場所を探ってみると、フェンスで囲まれた水の中にカエルが何匹もいました。

 

梅林の奥には階段があり、上った先には展望台があります。

 

階段を上って鉄塔のある場所を左に曲り、進んで行くと展望台があります。

 

鉄塔があった場所から2,3分歩けば展望台に着きます。展望台には、イスとテーブルが設置されてました。眺めは良かったです。

 

展望台から富士山が見えました。素晴らしい眺めでした。

 

東京湾と房総半島

 

房総半島の工場?

 

上から見た梅林です。

 

園内は梅の香りがしてとても素晴らしいところでした。一通り見終わったので帰宅します。

 

果樹園の出入口

 

帰りの道です。帰りの道でも、誰ともすれ違いませんでした。

 

10分くらい歩くと朝比奈切通の入口に戻ります。

このまま十二所神社バス停に向かい、バスに乗って帰宅しました。

 

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十二所果樹園へのアクセス

・所在地 神奈川県鎌倉市十二所字七曲

・交通 JR「鎌倉駅」からバスで「十二所」まで行き、バス停から徒歩で20分

・駐車場 なし

十二所果樹園まとめ

・十二所果樹園では、梅や栗が見れる。

・十二所果樹園は鎌倉の秘境?にある。

・果樹園の梅の見頃は2月中旬から3月中頃。

・園内の展望台からは、天気が良ければ富士山が見える。

・熊野神社を経由したら、十二所神社から50分くらいかかる。

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