Uber Eats (ウーバーイーツ)の配達員をしてみて驚いたのが、Uber Eats の運営側から渡されるバッグ(ウーバックというらしい)だけでは業務を始めるのに不十分だということでした。
配達についての説明はほとんどなく、アプリの使い方についてもほとんど説明はありませんでした。
これだと登録しても、なかなか始められない人もいるのではないかと思います。
たとえば、配達員が配達する商品には、汁物やドリンクもありますが、ウーバックだけではひっくり返す可能性があります。
汁物やドリンクをこぼさずに配達するためには、バッグとは別に料理を固定するようなアイテムがないと無事に届けるのは難しいです。
配達する商品には、ラーメンやうどん、ドリンクといったものもありますが、こういった商品はショックで中身がこぼれるリスクがあります。
特に危険なのは、アジア料理系などの個人店舗のスープなどです。
汁物にもかかわらず、お店側がたいした対策をしてないことがあるので、慎重に運んでもこぼれる可能性があります。
といってもほとんどのお店では、しっかりした入れ物を使ってるので、固定さえしっかりすれば、こぼれるリスクはそれほど高くありません。
汁物、飲料をこぼさないためには、それらの商品をバッグの中で固定するようなアイテムが必要です。
バッグ以外のアイテムは運営側は用意してくれないので、自分で用意する必要があります。
自腹といっても数千円もかからないので、これだけは先行投資と思って購入したほうがいいでしょう。
アイテム代をケチって失敗するよりも、安心して配達したほうが精神的な負担も軽くなります。
管理人も始めたときにいくつかアイテムを購入しましたが、是非お勧めしたい物と、必要なかった物とがあります。
中には買ってないけど自分で用意したタオルとかもあります。
管理人は、タオルを今は使ってませんが、タオルを使っている配達員さんは多いです。特にシャクレと呼ばれるバッグを使ってる人は、タオルで料理を固定してるのを見かけます。
ここではUber eatsをこれから始めようと思っている人に向けて、あった方がいいアイテムについてまとめています。
スマホホルダーは、Uber Eats (ウーバーイーツ)の配達を効率よくするために必須のアイテム
必須レベル☆☆☆☆☆(5/5)
Uber eats の配達を効率よく行うには、スマホホルダーは必須です。
Uber eatsの配達は、スマホでマップを表示して行うので、いちいち停車してポケットからスマホを取り出していては、大幅な時間のロスになります。
管理人は最初はスマホホルダーなしで配達していました。自分ではスムーズに行っていると思っていましたが、お客さんから「迷ってますか」と質問されるほど時間がかかっていたようです。
特によく知らないエリアであれば、スマホホルダーなしだと何倍も時間がかかってしまいます。
それに、スマホホルダーはUber eats以外のプライベートでも使えます。費用的にはそれほど高価なものではない割にかなり使えます。
Uber eatsの配達をするなら最初に買った方がいいです。
おすすめスマホホルダー
原付バイクの場合は特にしっかりした物がおすすめです。こちらのスマホホルダーは1年以上使ってますが、今も問題なく使えてます。自転車にも使えます。
モバイルバッテリーがあると、Uber Eatsの配達を長く稼働できる
必須レベル☆☆☆☆(4/5)
Uber eatsの配達では、スマホのアプリを常に使って配達するので、スマホの電池をものすごく消費します。
管理人のスマホは7月に購入した物なので比較的新しいと思いますが、稼働していると4時間後には残り30%未満になっています。
管理人は、横浜駅の周辺に住んでいるので充電しに帰れますが、鎌倉や横須賀といった遠方から横浜に出てきている配達員だとそうはいきません。
せっかく横浜まで遠征している以上、3,4時間の稼働ではもったいないないです。
モバイルバッテリーがあれば、1日稼働することもできます。
配達員の中には、モバイルバッテリーを2台用意している人もいます。
いずれにしても貴重な時間を有効に活用するためにも、モバイルバッテリーはあったほうがいいでしょう。
安いモバイルバッテリーなら半日働けば元が取れます。でも、できればそれなりのものを購入したほうが安心です。
モバイルバッテリーのポイント
モバイルバッテリーの容量は、mahによります。
充電のスピードは、出力が影響します。
急速充電ができる商品がおすすめです。
とはいえモバイルバッテリーの性能が高ければ、価格も高くなってしまいます。どれくらい稼働する予定なのかで決めるのがいいでしょう。
管理人は、容量が5,000mahのモバイルバッテリーを使ってますが、稼働しっぱなしだと1日もちません。
まあ、電池が切れる頃には配達に飽きてるのがいつものことなので、管理人には今のところこれで十分だと思ってますが……。
最初の頃は、普段から行き慣れている道路であっても常にスマホをオンにしていましたが、最近では、大通りや国道の直線距離は、スリープにしたりして少しでも長持ちするようにしています。
これだけでもかなり違います。
少しでもスリープにすることを心掛ければ、5000mahでも半日以上はいけます。
1日活動するなら10000や20000はあった方がいいと思います。
エアークッション(緩衝材)、プチプチがあると荷物を固定できる
必須レベル☆☆☆☆☆(5/5)
ドリンクや汁物の容器にしっかりしたものを使っているとはいえ、ウーバックに商品を詰めただけではバッグの中は隙間だらけなので、汁物やドリンクをこぼす可能性がかなり高いです。
そこでエアークッションを活用することで、汁物やドリンクを動かないように固定させることができます。
配達する料理の中には寿司なんかもありますが、こちらはネタが偏らないよう傾けないことが重要です。
クッションは、100円ショップに売っているプチプチでも代用できます。
こちらなら100円なので安く済みます。
管理人は最初は100円ショップのプチプチを使い、後日緩衝材を購入しました。
大きな隙間は緩衝材で、少しの隙間はプチプチといったように、どちらも活躍してます。
サバイバルシートがあると、料理をより暖かく届けられる
緩衝材として使えば必須レベル☆☆☆☆(4/5)
サバイバルシートは、キャンプや防災グッズとして使用されています。
サバイバルシートを巻くことで、体温を保つことが可能です。
サバイバルシートは、料理とバッグの間に挟めば緩衝としても使えますし、料理を温かいまま運べます。
ウーバッグには、保温機能がありますが、サバイバルシートでより安心です。
ダブルピックで、さらに冷たいものと温かいものを分けなければいけない時にも重宝します。
冬場のバイクは水筒があるとホッとできる
必須レベル☆☆(2/5)
管理人は、寒い冬は水筒に麦茶やコーヒーを入れて持ち運んでいます。
缶コーヒーだと美味しくないですし、いつまでも熱々ではないので、寒い時期の水筒は有難いです。
魔法瓶であれば、冬は温かい飲み物を入れれば1日もちますから便利です。ただし、夏はかなり汗をかくのでこれだけでは不足です。
購入したけど、たいして役に立たなかったアイテム
購入したはいいものの、たいして役に立たなかったアイテムもあります。
冷たいドリンク用に保温バッグを購入しましたが、Uber eatsではあまり役に立ちませんでした。
ウーバックが大きいので、あっても邪魔になるほどではありませんが、弁当入れやプライベートで使った方が活躍の場は多いと思います。
管理人はテイクアウトをよくするので、テイクアウト用にしました。
現金払いのお客さん用に、100円ショップでコインケースを購入しましたがイマイチでした。
コインケースは、最初は良かったのですが、お釣りが増えてくると置ききれなくなり、結局は財布も必要になります。
仕方ないので、硬貨が分けられる財布を新しく買いました。
おつりが取り出しやすければいいので、ポーチのようなものでも代用できます。
財布じゃなくても、アイテムを自分流にアレンジして、いろいろと試してみるのがよいと思います。
今回のまとめ
Uber eatsを始めるにあたり、スマホとバッグ、自転車(原付)の他、エアークッションさえあれば、最低限始められるのかなと思います。
少しやってみて続けられそうと思ってから、スマホホルダーやモバイルバッテリーなどを購入しても遅くはありません。
管理人はそろばんをやっていたので電卓を持ち歩いてませんが、お釣りの計算を間違えないために、電卓を持ち歩く人もいるそうです。
自分にとって何が必要かは、配達を経験してから分かることもあります。
躊躇うくらいならやってみてはいかがでしょう。嫌ならいつでもやめれます。