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「新潟少女監禁事件」おじさんが少女を監禁したのは3364日

投稿日:2018年5月10日 更新日:

2018年5月7日午後10時半、新潟市西区のJR越後線の線路内において、小学2年生の女児が電車にはねられて死亡したのが確認されたそうです。

ところが、翌日、現場の遺体の状況から、殺害後に線路内に放置されたと断定し、新潟県警が殺人・死体遺棄事件と発表しました。

5月9日の段階では、犯人は分かっていません。

 

管理人は、このニュースを聞いて、なぜか「新潟少女監禁事件」を思い出しました。

新潟少女監禁事件は、新潟といえば少女監禁事件というほど、強い衝撃を受けた事件です。

新潟少女監禁事件の事件概要

「新潟少女監禁事件」は、平成12年1月28日に発覚した誘拐事件です。

 

犯人の男の名は、佐藤宣行といい、昭和37年7月生れの新潟県柏崎市出身です。

 

犯人は、小学校4年生の女の子を9年2か月にわたって自宅で監禁するという前代未聞の事件を起こしました。

女の子は、事件発覚時は19歳になっていたので、人生の半分を監禁されてたことになります。

 

何より驚いたのは、犯人の母親も同居していたのに、9年2か月の間全く気付かなかったということです。

 

事件が発覚したのは、犯人の家庭内暴力に耐えかねた母親からの相談で、医者や保健所職員の数名が犯人の部屋に踏み込んだことからでした。

もしも、保健所の人が踏み込まなかったらと思うとゾッとします。

 

ちなみに、監禁9年2か月に対して判決が懲役14年なので、納得できない人も多いことでしょう。

げばら
女の子にとっては死ぬよりもつらい9年2か月だっただろうに

 

事件の犯人はどんな男だったか

犯人の佐藤宣行は、昭和37年の7月に柏崎市で生れました。

 

父親62歳、母親36歳という高齢での子供なので、甘やかされて育ったようです。

特に父親から溺愛され、犯人は何不自由なく育てられたのですが、犯人が小学生に上がる頃には、父親が高齢ということもあって同級生にからかわれるようになります。

いじめにもあうようになった犯人は、中学生になる頃には家庭内暴力を起こすようになります。部活に入っても数日も続かず辞めるなど、内弁慶の典型的なニート体質だったようです。

高校に入った頃には、母親に対しても自分の部屋に入らないよう指示するようになります。

家庭内暴力を恐れた母親はそれ以後、2階に上がることはなくなったようです。

 

犯人は、高校卒業後に一度は就職しますが、3か月の研修期間内に辞めてしまい、その後はひきこもりの生活を送るようになります。

 

女の子は犯人の部屋でどんな生活を強いられたか

被害者の女の子は、放課後は同級生と一緒に野球や鬼ごっこをして遊ぶなど、明るい活発な女の子だったようです。

 

平成2年11月13日、一人で帰宅していたところを途中で車から降りてきた犯人にナイフを突きつけられ、トランクに押し込まれてそのまま犯人の自宅まで連行されました。

犯人の自宅に連れ去られた女の子は、逃げないように両手と両足を縛られ、この日から9年2か月の犯人との長い同居生活が始まりました。

 

犯人からは、部屋から出ないこと、声を出さないこと、自分の指示に従う、といったことを指示され、犯人の指示に従わないと顔面が腫れるまで殴られたり、スタンガンを押し当てられて暴行されました。

事件発覚までの9年2か月、女の子は何千回と犯人に殴られたそうです。

食事は、1日1回しか与えられず、1日をベッドの上で過ごすように言いつけられます。

家には犯人の母親も同居していたので、入浴も9年で1度しかさせてもらえなかったそうです。

トイレも自宅のトイレを使わせず、ビニール袋を使って室内でさせており、階段には中身の入ったビニール袋が並べてあったといいます。

げばら
狂気の沙汰だ

犯人は、どうやら強迫性障害といわれる障害があったようです。

 

事件発覚

この事件が発覚したのは、警察が優秀というわけではなくて、犯人の家庭内暴力がきっかけで保健所の職員が犯人の部屋を訪問したことからです。

むしろ、警察の失態がなければ、この事件は長期化することなく早期解決できたといわれています。

 

日頃から犯人の家庭内暴力を受けていた母親が、耐えかねて病院に相談したところ、これからのことを考えて犯人を入院させることが決定されます。

 

平成12年1月28日、病院の医師が犯人を入院させるため、看護師、ケースワーカー、保健所職員らとともに犯人の部屋に入り、犯人に対して同行するように言います。

すると、犯人が抵抗して暴れだしたため、犯人を抑えて鎮静剤を打ち、大人しくなるのを見計らって病院に搬送しました。

 

職員がその際に、犯人のベッドの上で毛布をかけて隠れていた女の子を発見します。

職員が、犯人の母親に誰かと質問しますが、母親は「こんな子知らない」と本当に知らないようです。

たった14段の階段の先に女の子が9年2か月もいたことを母親が気付かないのはおかしいと、最初は共犯も疑われました。犯人は、母親が二階に上がろうとするのを極端に嫌がり、暴力を恐れた母親は何年も近づくことすらなかったとか。

 

最初は何も答えない女の子でしたが、落ち着いたのを見計らって再び質問すると、監禁されていたことを話し始めて事件が発覚しました。

 

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