横須賀にある自衛隊の艦船が見える公園めぐり

知り合いと食事の待ち合わせのため、横須賀中央に行きました。

せっかくなので少し早めに家を出て、横須賀港にある自衛隊の艦船が見える公園をめぐってみました。

 

今回まわったのは、安針台公園、塚山公園、吉倉公園、ヴェルニー公園、三笠公園です。

塚山公園、ヴェルニー公園、三笠公園は特に有名ですね。

横浜から横須賀市の長浦港へ

待ち合わせ時間までかなり余裕があったので、横浜の自宅を出てから横須賀市内に入るまで寄り道しながら行きました。

紅葉橋の交差点です。ここから国道16号線で横須賀市まで行きます。

 

「紅葉坂」のもみじと、その後ろに見えるのがランドマークタワーです。

 

横浜から横須賀へは、国道16号線を走るだけですが、今回は金沢区の「君が崎」交差点で左折して、野島を経由して浦郷から行きました。

 

長浦港のある船越に到着。公園ではありませんが、ついでなので長浦港によりました。

この船越には、海上自衛隊の司令部があるので、自衛隊の艦船がよく停泊しています。

安針台公園からは自衛隊艦が見えました

長浦港に寄った後に来た公園は、安針塚駅入口から入って坂を登って行ったところにある「安針台公園」です。

 

安針塚駅入口を駅とは反対に曲がって、線路の手前の住宅地を進んで行きます。

 

すると、横須賀らしい急な坂(横須賀は坂が多い)が現れます。この急な坂を登った先にあるのが「安針台公園」です。

 

 

安針台公園は小さな公園ですが、大きなカメラを持っている人がいました。

 

公園の奥から吉倉桟橋に停泊している艦船が見えます。

何隻もの護衛艦が停泊してました。こんな光景は横須賀だからこそ見れるのかなと思います。

吉倉公園と塚山公園

安針台公園から吉倉公園はけっこう近いです。

塚山公園は少し距離がありますが、原付やバイクならそれほどではありません。

 

地図で見ると、吉倉公園の前に「吉倉桟橋」があるので期待しましたが、艦船はほとんど見えませんでした。

 

むしろ安針台公園の方が前が開けて高台なので見えます。

安針台公園から坂を下る途中の場所の方がよく見えました。

 

吉倉公園から少し戻って、コモンヒルズ安針台丘の手のマンション群の中を抜けて塚山公園まで行きます。

塚山公園からの眺めは素晴らしいですが、港までは距離が離れているので、護衛艦を見るには微妙です。

 

艦船を見るには微妙でしたが、公園内の丘や見晴台から猿島が見えました。

塚山公園は桜の名所でもあるので、3月終わり~4月の初めは多くの人で賑わいます。

 

塚山公園の次は、横須賀港に面するヴェルニー公園に向かいます。

ヴェルニー公園からは艦船が良く見えます

「ヴェルニー公園」は、JR横須賀線「横須賀駅」のすぐ近くにある公園です。京急線の「汐入駅」からも徒歩圏内でいけます。

 

 

ヴェルニー公園は、横須賀港に面しているため、アメリカ海軍基地や自衛隊基地に停泊している艦船を見ることができます。

公園内には、バラ園や日本の近代化に関わったヴェルニーの記念館があります。

また、公園と隣接してショッパーズプラザがあるため、横須賀市民には馴染みの公園となっています。

ショッパーズ内には映画館があるので、逗子に住んでいた頃は映画を観に利用してました。落ち着いて映画を鑑賞できる映画館だと思います。

 

2019年12月追記:現在、ショッパーズは改装のために閉鎖されています。

2020年6月:コースカヨコスカストアーズ(Coaska Bayside Stores)としてリニューアルオープンしました。

ヴェルニー公園は、海沿いに細長い臨海公園です。

公園からは、横須賀に停泊している艦船を見ることができます。

ヴェルニー公園には、カメラを持っている人もいました。

 

公園内にバラ園がありますが、ヴェルニー公園は横須賀を代表するバラの名所です。ヴェルニー公園では、約1,500株のバラが育てられているそうです。

 

公園内にあるドックの解説。

 

最初に前を通った時は気付かなかったのですが、よく見たら潜水艦が停泊してました。

 

ヴェルニー公園よりのショッパーズの港(汐入桟橋)からは、「YOKOSUKA軍港めぐり」という軍艦をめぐる遊覧船が出ています。

案内付きなので、あまり興味ない人でも楽しめると思いますが、日によって有名な軍艦が見れるときと、見れないときがあります。

 

遊覧船は午前10時から午後3時までの1時間ごとに出発して、1回45分です。

運賃は、大人で1400円です。前日まで事前予約ができますが、土日は予約でいっぱいになることもあるそうです。

 

ショッパーズにある本屋で、「小説フランス革命」と「もっと行きたい鎌倉歴史散歩」を立ち読みした後に購入しました。

「小説フランス革命」は、財政破綻寸前のフランスを立て直すためにルイ16世が三部会を招集するというところから始まる小説です。

「もっと行きたい鎌倉歴史散歩」は、頼朝前の鎌倉の地理から始まって、鎌倉時代滅亡までの歴史などが写真付きで紹介されています。歴史が苦手な人でも分かるよう、読みやすく書かれてます。

 

三笠公園には、戦艦三笠が保存されています

ショッパーズのとんかつ屋で休憩した後、「三笠公園」に行きました。

三笠公園入口があるんですが、ここから公園まではけっこう距離があります。

駐輪スペースは入口を進んで行った公園の手前にあります。

 

三笠公園入口にある石には、「市制施行八十周年記念 水と光と音の公園」の文字があります。音楽に合わせて噴水が変化します。

三笠公園は「日本の歴史公園100選」に選ばれています。

 

「三笠公園案内図」によれば、公園の面積は30188㎡の広さになるそうです。

 

開園時間は4月~10月・午前8時~午後9時、11月~3月・午前9時~午後8時までです。

三笠公園には開園時間があるんですね。

 

公園内に入って最初に目にするのが「東郷平八郎」の銅像です。

東郷平八郎と言えば、連合艦隊司令長官として戦艦三笠に搭乗して日露戦争で勝利した日本の英雄です。外国にも東郷平八郎のファンが多いそうです。

 

銅像の横には、有名な「皇国興廃在此一戦」の碑があります。

 

東郷平八郎の銅像の向こうには「記念館三笠」があります。

記念館三笠は、観覧料を支払って内部を見学できます。

 

近くには「鎮遠の砲弾」というものが置かれてました。

鎮遠というのは、元々は日清戦争時の清の艦船をいいます。鎮遠は、日清戦争に勝利した日本の艦船となり、日露戦争でも活躍しました。

 

戦後、戦艦三笠は遊興施設として使用され放置されてました。

その惨状を見たイギリスの貿易商ルービンは、このことを記事にして投稿すると、大きな反響を呼び、戦艦三笠の復興運動が始まりました。

三笠公園のシンボル「戦艦三笠」です。

 

三笠公園からは、現役の艦船は見れませんでしたが、猿島が見えました。

 

その後、横須賀中央で待ち合わせて食事をしにいきました。

一緒に行った人は、サービスが悪いと言ってましたが、サービスよりも味が微妙でした。

唯一、おいしかったオニオンリング。

横須賀で艦船が見える公園まとめ

今回まわった公園で実際に艦船が見えたのは、安針台公園、塚山公園、ヴェルニー公園です。三笠公園は見えませんでした(記念館三笠は見れます)。

 

この中でも艦船がよく見える公園は、安針台公園とヴェルニー公園でした。

安針台公園は、フェンスがあるので背が低い人だと大変ですが、高台からの景色は迫力がありました。

安針台公園内からよりも、公園から出て少し歩いた所がよく見えました。