自転車で回れる逗子海沿いの観光スポット

逗子は海に面しているので、おすすめの観光スポットも海に関するものが多いです。

最近も自転車でまわれる逗子の観光スポットが紹介されてましたが、いずれの場所も海辺でした。

紹介されてた観光スポットを実際にママチャリで回ってみました。

逗子海岸のおすすめ観光スポット

逗子というと、多くの人が海を思い浮かべるように、海水浴シーズンの夏が一番にぎわいますが、シーズン以外でも観光客は割といます。

 

逗子は小さな町なので、自転車があれば半日で主な名所をまわることもできます。

逗子駅前にはレンタル自転車が何か所かあるので、遠方から来た人はレンタサイクルを利用して観光してみてはいかがでしょうか。

最近になって逗子市でもシェアサイクルがスタートしたようです。駅の周辺には、他にもレンタルサイクルを設置している場所があります。

 

今回は自転車があれば、まとめて半日で行ける逗子海沿いの観光スポットを紹介します。

今回まわった観光スポット

・和賀江島

・小坪・逗子マリーナ

・大崎公園

・披露山公園

・不如帰の碑

・蘆花記念公園

・文学記念碑「太陽の季節」

逗子駅を出発

管理人は、自己所有のママチャリがあるので、少し遅めの15時20分に逗子駅を出発しましたが、これだとかなりギリギリでした。

この日は久しぶりの晴れでしたが、遠くの方には雲が出てました。

 

最初の目的地は「蘆花記念公園」です。

蘆花記念公園に向けて、まずは田越橋に向かいます。

途中でシェアサイクルの設置場所があったのですが、利用できる自転車が一台もありませんでした。

場所によって十台以上あるところがあれば、2、3台しかない場所もあります。

 

田越橋の交差点を右折して、田越川に沿って進みます。

田越橋を右折して少し進むと「六代御前の墓」がありますが、ここも逗子の観光スポットとして紹介されることが多いです。

六代御前の墓は、下の写真の道を少し歩いた先にある階段を上った場所にあります。

六代御前(平高清)は、平清盛の曾孫にあたるのですが、平氏が源氏に敗れたために捕らわれの身となります。

文覚上人の助命嘆願によって命は助けられましたが、後に文覚上人が流罪となると、六代御前も捕らえられて処刑されてしまいました。

 

田越川に沿って進んで行くと、渚橋の手前に「蘆花記念公園」の入口が見えてきます。

蘆花記念公園

京浜急行線の逗子・葉山駅から自転車で5分も行けば、蘆花記念公園の入口の案内板が見えてきます。

渚橋の手前を左と知っていれば、迷うことは少ないと思います。

 

蘆花記念公園には、15時24分に到着しました。

蘆花記念公園には、トイレが設置されてますが、利用時間が9時から16時30分までとなっています。

 

蘆花記念公園の山頂へ進んで行きます。途中に立っている木の看板には、蘆花の作品が書かれてます。

文学作品に触れることが出来る公園というのは珍しいです。

 

坂を上った先には、徳川家達の別荘だったという建物があります。家達が手放した後は逗子の郷土資料館となりました。

公園の坂を上って行った先に、郷土資料館があるのですが、行ってびっくり、閉鎖されてました。

建物の入口には、「逗子資料館は、令和2年3月31日をもって閉館しました」と張り紙がありました。

 

旧郷土資料館の前からの眺めは良く、晴れていれば富士山も見えます。この日は曇っていたので、江の島が何とか見える程度でした。

 

建物の前に、さらに道がありますが、この道は長柄桜山古墳第2号墳に通じています。古墳の頂上からの眺めも良いです。

文学記念碑「太陽の季節」・渚橋

蘆花記念公園から渚橋までは、ママチャリで3分もかかりませんでした。

渚橋も、富士山、江の島、夕陽が見えるスポットとして知られています。

 

渚橋の隣には、石原慎太郎の文学記念碑「太陽の季節」があります。

この碑は、石原慎太郎の芥川賞の受賞50年を記念して建てられました。

碑には「太陽の季節 ここに始まる」と書いてあります。

不如帰の碑

文学記念碑「太陽の季節」から、国道を鎌倉方面に走っていくと、数分で右側に高養寺が見えてきます。

 

ここは徳冨蘆花の不如帰(ふじょき・ほととぎす)の舞台になった場所です。

高養寺は、不如帰の浪子にちなんで、浪子不動とも呼ばれています。奥の階段からは、披露山公園に行くこともできます。

高養寺の前からは、「不如帰の碑」が見えます。

 

高養寺の近くには階段があって、階段を下りると海側に出れます。

潮が引いて水位が低い時は、不如帰の碑まで歩いて行くこともできます。

ここからだと不如帰の碑が海に浮かんでるように見えます。

和賀江島

不如帰の碑のあとは、和賀江島に向かいます。

この道路を自転車で走っている人は多いですが、車がビュンビュン通るので怖がる人もいます。その場合は、遠回りになりますが、逗子まで戻るというのも手です。

 

途中の道を左に入れるところがあるので、そこを左に行くと逗子マリーナ近くに出ます。

不如帰の碑から和賀江島までは、ママチャリでも7、8分でした。

 

和賀江島は、鎌倉時代に築かれた人工の港湾施設といわれています。

今も岩が積んであるので、少しですが面影があります。近くにウィンドサーフィンショップがあるので、週末はウィンドサーフィンをする人でいっぱいになります。

この時の時刻は、16時4分です。

小坪・逗子マリーナ

和賀江島のすぐ近くのトンネルを越えると逗子マリーナです。

逗子マリーナは、ドラマや映画の撮影場所にも使われ、川端康成も仕事場として使用していたことで知られています。

 

小坪は逗子マリーナの隣です。小坪は漁港として古くから発展していました。

逗子に住んでいた頃は、小坪海浜公園の前まで釣りに来たこともあります。

披露山公園

小坪にいる時に思い出したのが、披露山公園の駐車場は16時30分に閉鎖されるということです。

しかも披露山公園の手前にはかなり急な坂があります。

披露山公園入口の時点で16時15分なので、残り15分しかありません。

自転車なので邪魔にならないスペースに置かせてもらうという考えもありますが、残り15分で何とかたどり着くよう頑張ることにしました。

普段は車かバイクなので2,3分で行けますが、ママチャリであの坂を上るのはきつく、結局、途中から自転車を押して坂を上りました。

ぜえぜえしながら何とか坂を上り切り、着いた時は16時27分でした。

16時30分を過ぎてから管理者が施錠に来るので、何だかんだで16時30分過ぎまでいました。

 

ちょうど夕日が沈む時間でしたが、やはり雲が邪魔です。

大崎公園

披露山公園の手前を曲がった先に高級住宅地があるのですが、この住宅地を抜けた先に大崎公園があります。

大崎公園に行くには、披露山公園入口の坂を上るか、小坪からの細い道を上るかしかなく、披露山公園以上にアクセスが悪いです。

 

かなりアクセスが悪い大崎公園ですが、眺めはよいです。

晴れた日には、富士山と江の島がよく見えます。この日は曇ってて、富士山のシルエットすら見えません。

 

公園の奥にはテーブルとイスがあるので、海を見ながら休憩できます。

公園内で犬を散歩してる人も見かけます。

この日の海は油が混ざったように見えたのが印象的でした。

 

大崎公園で少し休憩した後、逗子駅に戻りました。逗子駅に到着したのが16時58分です。

 

以上、逗子駅から2~3時間でできる観光でした。

一番の難所は、やはり披露山公園と大崎公園の坂です。自転車を借りるなら電動のものがスムーズに回れます。

おわりに

今回まわった観光スポットと順番

1.蘆花記念公園

2.渚橋・文学記念碑「太陽の季節」

3.不如帰の碑

4.和賀江島

5.小坪・逗子マリーナ

6.披露山公園

7.大崎公園

 

今回は自転車で回りましたが、徒歩でも回れないことはありません。

徒歩の場合は、不如帰の碑からハイキングコースで披露山公園に抜けるのが早いです。

大崎公園を出て左に少し歩くと、小坪に抜ける階段があります。

 

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