休日を利用して自宅がある「横浜」から、「江の島」に向けて125ccの原付バイクで行く計画を立てました。
横浜から江の島まで行く途中では、金沢区の「野島展望台」と逗子の「披露山公園」、鎌倉の「稲村ケ崎」による予定なので、予定では片道3時間を要すプチツーリングです。
帰りは、江島から横浜までまっすぐ帰れば1時間くらいなので、朝の8時に家を出れば、お昼頃に戻れるという計算です。
横浜から金沢区の野島展望台へ
自宅を午前8時過ぎに出て、まずは国道16号線で金沢を目指します。
午前8時台は、横浜から関内までは混んでましたが、睦橋あたりまで行くと道は空いてました。反対に横浜方面行きの道路がメチャクチャ混んでました。
横浜から45分くらいで金沢に着きましたが、自宅を出たのが少し遅かったため、野島の展望台に着いたのは9時を過ぎてました。
野島の展望台は、野島公園内にある坂を上った山にある展望台です。山頂にある展望台なので、ここからの眺めは素晴らしかったです。
野島公園には、有料の駐車場と無料の駐輪場があります。
駐車場の値段は、1時間200円、それ以降は30分ごとに100円と安いです。駐輪場は駐車場の前にあります。
展望台までは、400mくらい歩いたと思います。
数分歩いて展望台に着きました。カメラの露出補正を間違えてしまい、やたら明るい写真になってます。
展望台からは富士山が見えました。
自宅近くの建物からも富士山は見えますが、隙間から何とか見える程度です。横浜市内でも富士山が見える場所はたくさんありますが、きれいに見える場所は限られます。
展望台からだと障害物も少なくてよく見えました。

ちなみに横浜はビルが多いので、富士山も少ししか見えません。こんな富士山でも見えるだけ貴重なんだと思います。
野島公園の隣には、伊藤博文の別荘があります。敷地内には、ボタンが植えてあります。
「旧伊藤博文金沢別邸 園外案内図」 別荘の前には、海の公園があるなかなかの景勝地です。牡丹園も見どころです。
入園及び入館料は無料です。野島公園の駐車場・駐輪場からも近いです。
披露山公園と和賀江嶋と光明寺裏山
次は、六浦から逗子へ出て披露山公園を目指します。
国道16号線の六浦交差点を曲がって「六浦ー原宿線」を進み、西六浦で左に曲がって六浦駅前を通り、あとは道なりに行けば逗子市内に入ります。
逗子市に入ったあたりで警察が取り締まりをしていましたが無事でした。ここは昔からよく取り締まりをしてます。
逗子の商店街を抜けて「披露山公園」へ向かいます。
野島で富士山が見えるということは、披露山公園からも富士山が見えるということです。
野島から20分ほどで披露山公園に着きます。混んでれば30分くらいで到着します。
披露山公園には、立派なカメラを持った男性が一人いました。
大崎公園にも立派なカメラを持った人が二人いました。大崎公園は先端まで行くのが面倒になって止めましたが、こちらも富士山の絶景スポットです。
披露山公園も大崎公園も、どちらも素晴らしい景色を拝めます。
披露山公園の次は、稲村ケ崎に向かいます。
稲村ケ崎の途中でサーフィンをしている人がいたので、「和賀江嶋」に寄って休憩しながら眺めてました。
和賀江嶋は、一説によると日本に残る最も古い人工の港だそうです。
和賀江嶋附近は遠浅だったため、荷物の上げおろしのための港として作られたそうです。鎌倉の外港としては六浦があります。
昔はちゃんとした堤防があったようですが、今は水没したのか崩れてなくなったのか分かりませんが、岩が少し出ているだけです。
和賀江嶋の近くには光明寺がありますが、光明寺には寄らずに「光明寺裏山の展望台」に行きました。
光明寺裏山の展望台からは、材木座海岸と光明寺、富士山がよく見えました。
稲村ケ崎と江の島
なかなか良い眺めだった光明寺裏山をあとにして、次は稲村ケ崎を目指します。
光明寺の前を通って「九品寺」の交差点で二輪車以外一方通行の道を進んで行きます。
鎌倉の道は狭く、一方通行が多いですが、二輪車は大丈夫なことが多いので楽というかおすすめです。車の人は大回りすることになります。
途中、滑川交差点の手前でガソリンを補給したので、ついでにコンビニによって暖かいコーヒーを購入しました。
コンビニを出てバイクを数分走らせ、「稲村ケ崎」手前にある坂を上がりきると目の前には富士山が広がっていました。
稲村ケ崎でコンビニで買ったコーヒーを飲みながら休憩しました。
実際に見ると素晴らしい眺めなのですが、写真で見るといまいちです。どの車でも助手席の人がスマホで写真を撮ってました。
夕方は人の多い稲村ケ崎公園ですが、10時30分頃は人が少なかったです。いつもなら富士山が見えれば平日でも混んでるので、これだけ人出が少ないのは珍しいです。
稲村ケ崎で休憩した後は、「江の島」を目指します。
原付バイクなので稲村ケ崎から7,8分くらいで江の島に着きました。
稲村ケ崎は人がいませんでしたが、江の島はたくさんの人がいました。特にたこせんべいのお店は長い行列ができてました。
江の島神社は、人が多かったのですが、稚児が淵周辺はあまり人がいませんでした。
満潮だったので岩場に降りられないというのも人が少ない原因かもしれませんね。
いつもたくさんいる釣り人も今日は一人も見かけませんでした。
「稚児ヶ淵」から撮った富士山です。
江の島の「稚児が淵」からの眺めは、「かながわの景勝50選」にも選ばれています。
稚児ヶ淵の名前の由来は、修行僧のおじさんが美少年の稚児・白菊を一目見て恋してしまうことに起因します。
かなわぬ恋のために最期は二人とも死んでしまうという話からきています。

稚児ヶ淵で富士山を眺めたら自宅に戻ります。
江の島を出たときは午後1時近かったので、途中でマクドナルドによってから帰りました。
帰った時は、午後1時30分過ぎくらいでしたが、久しぶりに歩いて疲れたのかすぐ寝てしまいました。
今回のまとめ
・富士山を見るなら午前中がいい。
・富士山に雲がかかっていても、時間が経つと雲がなくなって全体が見えるようになることがある。
・野島の展望台には、有料駐車場と無料駐輪場がある。
・野島の展望台からは、富士山、房総半島、三浦半島、八景島、みなとみらいが見えた。
・披露山公園と大崎公園は、富士山と江の島が見える絶景ポイント。
・和賀江嶋には、日本最古の築港施設があった。
・光明寺裏山からの展望が思っていたより良かった。
・江の島には、無料の駐輪場スペースがある。
・江ノ島の駐輪場から稚児ヶ淵までは歩く。
・実際に見ると素晴らしいのに写真だとたいしたことがない。