実家に帰ったので、早起きして江の島に行ってきました。
子供の頃は横浜に住んでいたのですが、その頃飼っていた犬を散歩させに、家族で鎌倉の海に何度か来てました。そして、帰りには江の島神社に立ち寄ってお参りしてました。
大人になってからは、江の島にあまり来なくなりましたが、数年前に会社の同僚と一緒に釣りに来たときに見た日の出に感動してからは、度々訪れるようになりました。
今も時間を見つけては合間に江の島に行きます。
珍しく4時に起きたので、江の島に行くことにしたのですが、江の島前の橋は、午後10時から朝の5時まで車両が規制されています。
実家でコーヒーを飲みながら、5時になったのを見て出発しました。
朝5時は、いつも渋滞してる鎌倉も134号線もガラガラ
朝5時に出発しましたが、既に日は出てるので辺りは明るかったです。
鶴岡八幡宮に出てから、若宮大路を海に向かって進みます。
いつも渋滞している鎌倉駅周辺と国道134号線も、早朝というだけあって空いてました。
国道134号線を藤沢方面へと進み、稲村ヶ崎前の坂を上ると、視界が急に開けます。
天気が良ければ、江の島と富士山がはっきりと見えることもありますが、この日は富士山は見えませんでした。
坂を上った左には「稲村ケ崎公園」があって、「かながわの景勝50選」「稲村ヶ崎新田義貞徒渉伝説地」「ボート遭難事故」などの碑もあります。
階段を上った先には、「コッホ博士記念碑」が建ってます。
ここ稲村ケ崎は、昔から景勝地として知られており、浮世絵にも描かれています。
できれば富士山の写真を撮りたかったので、ここで引き返して明日に再び来ることにしました。
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朝5時10分「稲村ヶ崎公園」に到着、今度は富士山が見えた
次の日も朝5時過ぎに家を出ました。
鶴岡八幡宮から国道134号線に出て、「滑川」交差点を右折しても、富士山が見えるかどうかは稲村ヶ崎の岩山が障害となって見えません。
国道134号線を江の島方面に進み、稲村ケ崎公園にまで到達すれば富士山が見えるかどうか分かります。
日の出から十数分後の朝5時10分、稲村ヶ崎前の坂をのぼって見上げると、冬場ほどではありませんが富士山が一応は見えました。
稲村ヶ崎公園は「かながわの景勝50選」に選ばれてますが、それも納得と思うほどの美しい景勝が拝めます。
暖かいと湿度が高いのでなかなか富士山が見えませんが、乾燥している冬場なら富士山が見えることが多いです。
ここ数年は、正月になると江の島にお参りに来てるのですが、途中の稲村ケ崎にもたいていは立ち寄ります。お正月なら、天気がよければたいていは富士山も見えますし、伊豆半島もよく見えます。
稲村ヶ崎から江の島と富士山が見たいなら、何といっても冬場です。
朝の江の島はガラガラ
朝5時15分頃には、江の島に到着することができました。
数年前から江の島は、午後10時から午前5時までの間は車両通行止めになりますが、徒歩なら通行できます。
朝5時だと店も営業してませんから、人は少ないです。
駐輪場にバイクを停めて橋まで戻った時には、複数名のアジア人が来て写真を撮ってました。
この日はビデオカメラを持参したので撮っていると、男女の二人組がいて、男が女の子を「かわいいね~、かわいいね~」と「可愛い」を連呼しながら写真を撮ってました。


変なカップルはおいといて、「神奈川の景勝50選」の碑を目指して稚児ヶ淵を目指します。
稚児ヶ淵に向かって歩いていると、前には小学生の男の子がお父さんに連れられて釣り竿を持って歩いてました。
稚児ヶ淵に着いてみると、釣りをする人が数人いました。
江の島からの富士山の眺め
「瑞心門」の階段を上らず、手前を右に進みます。
江の島は四方が海なので、高台からの眺めは良いです。
江の島の高台からの眺め。向かいは小動岬。
お店が建ち並ぶ「岩屋通」に出たら、右に曲がって道なりに進めば、「奥津宮」に出ます。
江の島神社入口から15分くらい歩くと、稚児ヶ淵に着きます。
かながわの景勝50選「江の島稚児ヶ淵」の碑は、階段を下りた右にあります。
釣りをする人で賑わう稚児ヶ淵。
稚児ヶ淵の名前は、建長寺の僧であった自休が、稚児の白菊に恋をしてしまい、自休の告白に悩んだ白菊がこの地で身を投げたことに由来します。