初めてのコールセンターでの仕事が7月いっぱいで終わった後、4日間という短期のコールセンター派遣でも働いてみました。
4日間のうち1日が研修で、実務は3日間という単発の派遣仕事です。
コールセンターの研修では、通常はロールプレ研修がありますが、今回は派遣期間自体が短いので全くないという珍しいものでした。
何十年もコールセンター経験がある人が、こんな職場は初めてだと怒るほど珍しいみたいでした。
同期も30人くらいいて、中にはコールセンターが未経験という人もいて大丈夫かなと思いましたが、意外にも問題なく対応してました。
短期のコールセンターなので、対応しなければいけない範囲は少なく、これがメリット?といえばメリットでした。
とはいえ4日間しかないのに、研修だけしか出席しなかった人や2日で辞めてしまった人もいました。
コールセンターで働いて思ったのですが、コールセンターには変わった人が多いです。
一般企業や事務派遣ではお目にかかれない特殊な人も多く、思ったより楽しかったです。
期間が短いほど研修も少なく、覚えることも簡単
コールセンターに特殊な人が多いのか、派遣で働く人に特殊な人が多いのか分かりませんが、今回の職場は個性的な人が多くて楽しめました。
前のコールセンターでは、覚えることが多くて10日も研修がありましたが、派遣期間が短くなると研修も短時間で終わって楽でした。
コールセンターに興味はあるけど、なかなか応募に踏み切れないという人には、短期間のコールセンターがお試し感覚で働けていいかもしれません。
短すぎるとお試しにもならないかもしれないので、1か月程度のものが丁度いいかもしれません。
コールセンターの研修では、トークスクリプトという台本を渡されて、その通りに読むだけで対応できるようになりますが、今回の単発派遣ではA4の紙がトークスクリプトとして渡されただけでした。
紙(トークスクリプト)に書いてある以外の問い合わせについては、担当部署にまわすだけなので楽です。
大量募集で同期が多い
コールセンターといえば、大量にオペレーターを募集するので、同期が多いというのが特徴ですが、短期の派遣であっても同じでした。
たった4日間の派遣でしたが、同期は20人以上いました。
終わってみれば一言も会話しなかった人もいましたが、同期ということもあって話しかけやすかったです。
あまりに短いので、仲良くなる前に派遣期間が終了すのは少し残念でした。そう考えると1ヶ月~2か月くらいがちょうどいいのかもしれません。
管理人は電話自体は抵抗がありませんが、コールセンターは丁寧に対応しなければならないので、3カ月となると抵抗があって長いと感じてしまいます。
短期のコールセンターはクレームが多い⁉
今回働いてみて、意外と多いと感じたのがクレームの数です。
短期のコールセンターとして派遣されるのは、大抵が新しいサービスや商品を販売したために、即席でつくられる部署です。
新しいサービスや商品だと不具合も多かったりしますから、そういった不具合はクレームの多い理由となります。
1日2、3回はクレームを処理していたような気がします。
コールセンターで働いて知ったことの一つが、クレームを入れても対応しているのはその会社と関係ない人だということです。
例えば、携帯会社にクレームを入れるためコールセンターに電話しても、実際に対応するのは携帯会社の委託を受けてる全く関係ない会社なので、お客さんの意見が取り上げられることはありません。
せっかくこうしたらいいと助言を受けたのに、お客さんの助言が会社に取り上げられないのはなんだか虚しいですが。
派遣先と直雇用の規制に注意
コールセンターで仕事を探すと、どこの派遣会社も同じ案件を扱ってたりします。
今回は、何社かの派遣会社に登録してみたのですが、いくつか紹介された案件では、派遣先も業務内容も被ることが度々ありました。
これについて派遣会社の担当者に聞いたところ、これは派遣先の会社が、様々な派遣会社に労働者の派遣を依頼するので、どこの派遣会社でも案件が同じになってしまうからだそうです。
派遣会社によって違うのは時給です。全く同じ派遣先で同じ業務なのに、A社は時給1500円、B社は時給1350円といった具合です。
派遣先のコールセンターでも直雇用を行っていることが多いのですが、これには注意が必要です。
過去1年以内に直雇用していた人を、派遣社員として受け入れることは禁止されているからです。
なので、派遣会社に登録する際はそのことの説明があります。
派遣先が同じでも派遣元が変わっただけであれば、直雇用の規制の問題にはなりませんので大丈夫です。