逗子から横浜に引っ越してからというもの外食がめちゃくちゃ増えました。
とんかつ、唐揚げ、ピザ、ハンバーガーなど、外食は高カロリーの油っこいものが多いです。
以前は、とんかつは数か月に1回程度でしたが、引っ越し後は月に2,3回は食べるようになりました。
ピザも以前は年に1,2回しか食べませんでしたが、引っ越し後は毎月1回は食べるようになりました。
ハンバーガーなんて5年以上食べてませんでしたが、引っ越し後は週に1回は食べるようになりました。
外食の回数が増えたことは体にも大きな変化を起こしました。
唯一心がけたのが、高カロリーの食べ物と一緒にウーロン茶を飲むようにした、といった程度なので、体重が以前より数キロ増加しました。
なかでも一番の変化はすごい肌荒れになったことです。
「油を断てばアトピーはここまで治る」を実践して治った人も
何が原因か分からず、悩んでいた時に出会ったのが「油を断てばアトピーはここまで治る どんなに重い症状でも家庭で簡単に治せる!」という本です。
この本の著者は、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の専門医として、1万人以上の患者を治してきた先生です。
著者略歴
永田/良隆
1965年鹿児島大学医学部卒業。同小児科学大学院修了。下関市立中央病院に赴任し、現在、同病院小児科部長、栄養管理部長。日本アレルギー学会、日本小児科学会、日本東洋医学会の各専門医。医学博士。アトピー性皮膚炎をはじめ、各種の難治性アレルギー疾患の根本治療に取り組む。本書に結実した栄養学的アプローチから、1万人を超える患者を治癒するなど、多大な実績をあげ、各方面から注目を浴びている。日本リュウマチ学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
管理人の場合は、この本に出合って、もしかしたら自分もアトピーではないか……と疑うようになりました。
本を読んだ後に、実際に病院で診てもらったところ、アトピー性皮膚炎とは言われませんでした。でも、本のおかげで植物油や動物性たんぱく質の身体への影響を知ることができました。
管理人の肌荒れは、塗り薬を何度か塗ってたら自然と治りました。
ただし、脂っこい食べ物を過剰に摂取すると、忘れた頃に肌に出来物が出来たりします。
ネットを見ると本に対する否定的な意見もありますが、「この本と出合ったおかげで症状がだいぶ改善した」とか「長年悩まされてきたのがウソのようだ」といった高評価の意見もたくさんありました。
アトピー性皮膚炎に悩む人にとっては有名な本のようなので、読んでない人は一読しておいて損はないと思います。
肌荒れの原因は植物油と動物性たんぱく質?
著者は、体をアレルギー体質にしている原因として、「植物油」と「動物性たんぱく質」の摂り過ぎをあげています。
この本では、アレルギーの原因は植物油といってますが、他の本を調べてみても植物油の害を説く専門家はかなり多く驚きました。
アレルギー性皮膚炎や肌荒れに関係なく、植物油は人体に悪影響を与えるとのことなので、今後は食事をする際に意識してみようと思います。
牛乳やたまご、肉といった動物性たんぱく質についても、現代人は必要以上に摂り過ぎているそうで、特に管理人が驚いたのはたまごは週に1,2個までという点です。
管理人は、毎日たまごを食べるようにしていたくらいなので、これが事実なら食生活から改める必要があるようです。
また、同じ量の植物油を摂取しても、運動の習慣がある方が肌荒れになりにくいとも書いてありましたので、適度な運動は大事のようです。
いわれてみれば、学費を稼ぐために肉体労働をしていた学生の頃は、一人暮らしのこともあって毎日のように脂っこいものを食べてましたが、肌が荒れることは一度もありませんでした。
皮膚科に通うようになったのは、肉体労働を辞めてスーツを着るようになってからです。
本の帯には、「ひどいかゆみ、皮膚の炎症…みんな「植物油」が原因だった。14日間で「新しい皮膚」に生まれ変わります。」とあります。
まとめ
本では、ステロイドの効果的な使用法、和食のススメといったことにも触れています。
ステロイドは副作用が強いですが、うまく使えば効果的に治しつつ脱却できるとのことです。
アレルギー性皮膚炎を治療する実践プログラムもあるので、特にアレルギー性皮膚炎で悩んでいる人に一読をおすすめしたい本です。