湘南国際村から大楠山に行けるというのを教えてもらったので、国際村から大楠山に登ってみました。
大楠山は、三浦半島で一番高い山なので、山頂にある展望台からは富士山だけでなく、房総半島や丹沢、伊豆半島の山々が見えることがあります。
「かながわの景勝50選」にも選ばれるほど景勝が優れてており、また、都心から1日で帰ってこれるハイキングコースとしても人気です。
湘南国際村へ
今日は、鎌倉の実家からではなく、横浜の自宅から出発しました。
午前10時前に横浜の家を出発して湘南国際村を目指しました。
湘南国際村への道は家から桜木町まで出て、そこからずっと国道16号線を通って横須賀市内まで南下し、京急田浦駅近くの「船越町」交差点を右折して、逗葉高校入口から住宅地を通って行きました。
横浜から50分ほどで「湘南国村入口」に着きました。
湘南国際村に続くこの道は、何十回、何百回と通ってますが、住宅地がある奥のエリアは今回で2回目です。
この辺りはクルマの交通量が比較的少なく、周りは自然があふれているので走っていて気分がいいです。自転車乗りのサイクリングコースにもなっていますが、上まで長い坂が続きます。
坂を登ってくると左手にコンビニが見えてくるので左折します。葉山から横須賀市に変わる標識も目印になります。
ちなみに、この道を左折せず真っすぐ進むと、立石公園の近くに出ます。夏場は海側の道路が混むので、抜け道として利用してました。
ここは富士山が見えるポイントとして知られています。
自転車半島宣言の碑の前からは、もっと素晴らしい光景が広がりますが、右にある階段を上まで登るのが面倒です。
坂の途中からの眺めです。ここからは天気が良ければ富士山が見えます。交通の便は良くありませんが、高台なので景色は良いです。場所を少しずらすだけで眺めが変化します。
住宅地もありますが、交通の便が悪いです。ただ、高速道路が比較的近いので、会社経営者やフリーランサーといった人ならいいかもしれません。
ここなら地震が起きても津波の心配はなさそうです。
山を登った先には、企業や学校の施設が建ち並んでいます。
しばらく進んでいくと、突き当りに仮設駐車場がありました。
端っこにバイクを停め、家から持ってきたお茶で少し休憩した後は、大楠山を目指します。
めぐりの森入口付近には、仮設の駐車場があります。
利用できるのは午前7時から午後9時までで、それ以外は閉鎖・施錠されます。
湘南国際村めぐりの森
駐車場の隣が「めぐりの森」です。今回はめぐりの森を抜けて大楠山の山頂を目指します。
めぐりの森の案内板には、約100haの広さがあると書いてあります。
ここから向こうに見える山の頂を目指します。
写真で見るとすごい遠く感じますが、山頂までは1時間はかかりませんでした。
山のふもとまでは、上の写真のように道が整備されているので、足首をひねったり挫くことなく進めます。
結構歩いたと思ったけど、まだ300mしか歩いてませんでした。
途中の道から海が見えました。整備されているのであまり高低差を感じませんが、海が見えると高台にいるのが分かります。
途中の道で山の上からジョギングしている人が走って降りてきましたが、葉山のゴルフコースにも通じてるようです。
大楠山のふもとまでは、なだらかな下り坂が続きます。
道が整備されているので、ハイカーには少し物足りないかもしれませんが、管理人には十分でした。
20分くらい歩いたでしょうか……ようやく大楠山の登山口に到着しました。
大楠山の山頂へ
湘南国際村センターから2/3を歩いて来て、大楠山まで残り800mですが、大変なのはここからです。
阿部倉ルートよりも距離は短いですが、階段ばかり登ってた気がします。
階段が続くので無理せず休憩しながら登った方がいいです。日頃の運動不足を実感します。
休憩しながら撮った写真です。こんな感じの風景が続きます。
階段も続きます。とにかく階段を上ります。
スタート地点では、あんなに遠く感じた観測所もここまで近くになりました。
途中にあっためぐりの森概要図です。ここまでくれば大楠山山頂まであと少しです。
歩いてる途中で何度もリスの姿を見ました。多分、問題となっているタイワンリスだと思います。
最後の階段を昇れば、大楠山の山頂です。
大楠山山頂に到着です!
ちょうど昼だったので、弁当を持って山頂で食べる人が半数くらいいました。
湘南国際村からのルートの方が、他のルートより楽で距離も短かくてすみました。階段はきついけど。
大楠山山頂と大楠山の展望(かながわの景勝50選の碑)
山頂には、ちょっとした売店があります。自販機もあるのが有難いのですが、この日は休日でした。
ビューハウスの休日は不定期だそうです。
大楠山山頂にあるトイレです。ドアを開けただけで強烈な臭いがしたため、走って逃げました。相当切羽詰まってないとこのトイレは使えません。
大楠山は、三浦半島で一番高い山で「関東百名山」の一つに数えられます。
かながわの景勝50選の石碑はありませんが、大楠山の石碑はありました。標高242mとあります。
追記:2020年に訪れた時は、石碑が設置されてました。
お正月に訪れた際は、かながわの景勝50選の碑が立ってました。2019年の4月頃に立てられたそうです。
横須賀方面
曇ってましたが、雲の隙間から除く太陽の光で海が反射してちょっと幻想的でした。
秋谷?とか三浦方面?
曇っていたせいか思ったより眺めは大したことありませんでした。展望台からだったら眺めも良かったはずです。
それでは帰ります。
湘南国際村から大楠山へ行くハイキングコースのまとめ
・湘南国際村から大楠山のハイキングコースはゆっくり歩いても片道1時間で行ける。
・めぐりの森入口には、仮設の駐車場がある。
・距離は短いが、階段は多い。
・山頂から富士山が見えるかは、湘南国際村の途中の道からの眺めで分かる。
・山頂の売店が休日だと、展望台に登れない。