【ママチャリで三浦半島】横須賀市の衣笠山公園へ

以前は500mしか離れてないコンビニに行くのにも車でしたが、最近はできるだけママチャリで移動してます。

おかげで行動範囲が広がり、今まで行かなかった(行きにくかった)中華街や駅前の飲食店などにも行くようになりました。

車での移動に比べれば、自転車はよっぽど運動にもなるので、引き続きこのライフスタイルは続けたいと思います。

小田原遠征以降も、週に一回は25キロ以上サイクリングすることを心がけています。

 

今週は衣笠山公園にママチャリで行ってきました。

衣笠山公園の概要

衣笠山公園は、神奈川県横須賀市の衣笠町・小矢部にある公園です。

桜の名所として知られる公園で、二千本を数える桜があり、日本さくら名所100選の一つに選ばれています。横須賀風物百選の一つです。

馬の背に鞍を置いた形に似ていることから、鞍掛山と呼ばれます。

 

明治37(1904)年2月4日、日露戦争が起こり、この三浦半島からも多数の人々が徴兵され、戦死しました。明治40年4月18日、それら戦没者の霊を慰めるため、三浦半島の官民有志が、頂上に「芳名不朽」の文字を刻んだ記念塔を建設し、数百株の桜樹と、各種のツツジを植えて公園としました。案内より

 

公園近くには三浦氏の拠点だった衣笠城の址や、大楠山ハイキングコースがあります。

山頂には展望塔があるので、横須賀の町を見渡すことが出来ます。天気が良ければ富士山が見えることもあります。

難点としては、山にある公園なので、行くまでの坂だけでなく、公園内に入ってからも坂と階段が多いことです。

衣笠山公園へのアクセス

場所:神奈川県横須賀市小矢部4丁目922

アクセス:JR衣笠駅から徒歩で20分

 

マップ

 

Googleマップを利用して来た場合、南の民家にナビされて公園にたどり着けないことがあります。

「衣笠山公園」で検索したら全然違う場所に着きましたが、「衣笠山公園入口」で検索し直したら入口まで来れました。

ここを曲がった先に公園があるのですが、途中から公園の駐車場まで長めの坂が続きます。

 

坂を上った先には、無料の駐車場と駐輪場があります。ただし、桜の時季は利用できないみたいです。

ちなみに駐車場は午後5時まで利用できます。

衣笠山公園に向けて出発

衣笠山公園までは片道20キロ近くありますが、出発したのは午後14時半頃です。

衣笠山公園は、三浦半島の中央に位置してるので、行きは国道16号を使って逸見を経由して行き、帰りは葉山に出て夕日を眺めながら戻る計画にしました。海を見ながらサイクリング出来るのが三浦半島の魅力です。

 

田浦に仲通り商店街があったので少し寄ってみましたが、シャッターが下りてる店が多かったです。

今回は京急線の逸見駅入口から右折して衣笠を目指しましたが、駅はメイン通りの国道16号線から入ったところにあるので、地元の人以外は利用者が少ない駅です。

この頃から急に天気が悪くなってきました。12月も中旬なので風も冷たかったです。

 

この辺りの住宅地も階段や坂が多く、さすが横須賀といったところです。階段のえげつなさは横浜以上です。

 

池上十字路に着いた頃にはさらに天気が悪くなってきました。小粒の雨も降ってきました。

 

ナビの指示通りに行ったものの「到着しました」と着いた先は普通の一軒家でした。

Yahooのナビで検索しても似たようなものでした。

自転車やクルマで衣笠山公園を目指す際は、「衣笠山公園入口」と検索しないとたどり着けないみたいです。Googleナビなんてこんなもんでしょう。

 

おかげで衣笠山公園の入口に到着したのは、予定時間を大幅に超えた16時20分でした。

衣笠山公園入口と書かれた看板からも坂を結構歩きます。20キロ以上ある自転車なので大変です。

管理人は今まで駅まで坂がある家に住んだことがないので、坂の上に住んでるというだけで凄いと思います。

 

途中には衣笠神社がありましたが、小さな神社でした。

由緒

旧衣笠村の各字には計二十三社あり、各字の鎮守として崇拝されてきたが、時の政府政令に依る一村一社の方針(そんなのあったんだ)により、大正二年九月一日、小矢部一丁目城山1010番地鎮座の村社皇大神社に合併し、社殿は明治二十年六月に造営された小矢部一丁目1387番地に鎮座する熊野社・山王社を解体、内陣は明治十年造営された衣笠町より遷宮し、現在地に鎮座せられ衣笠神社となった。

境内の鳥居、狛犬、燈籠、手洗等はすべて各字の神社より移したものである。案内より

結局、予定より30分以上遅れて衣笠山公園に到着しました。

だんだんと秋が短くなってきていて、このままだとやがて紅葉が見れなくなる、といった記事を最近読みました。紅葉の美しさは日本の魅力の一つなので残念です。

衣笠山公園も階段と坂が多い

衣笠山公園の入口前は何度も車で通ったことがありますが、公園内に入るのは今回が初めてでした。

予定より遅れたので辺りは暗くなっていました。

 

衣笠山公園マップ

地図を見る限り、公園に入る入口は何か所かあるみたいです。管理人がたどった道以外は、ハイキングコースっぽいです。

 

山にできた公園というだけあって、階段と坂が多いです。

 

公園に入って最初の広場には、忠犬タマ公の像があります。

サザエさんのおかげで、タマと聞くとオスだと思ってしまいますが、忠犬タマ公は柴犬の女の子です。

飼い主の刈田さんは、昭和9年と11年に雪崩に遭うのですが、タマのおかげで助かったそうです。

新潟県のタマの像が衣笠山公園に立っているのは、横須賀にいた海軍のうちの新潟出身者がタマの活躍に感激して建てたからだそうです。

 

わんぱくの森

 

ホタルの里

 

水仙の丘

 

展望塔とそこからの眺めです。

横須賀の町を一望できます。眺めはまあまあです。

 

富士山も見えました。

 

上の広場にも展望台のようなものがあったので登ってみました。下の写真は展望台からの眺めですが、あまり良くなかったです。

 

展望台の中央には祠があって衣笠聖観世音と書かれてます。

 

予定より遅れたせいで公園を出たときはすっかり暗くなってしまい、駅前の飲食店で食事してから帰りました。

今回の感想

今回はナビに振り回されました。

Googleナビは普段から使うので、いかにナビがいい加減かは知ってたはずなんですが……まあ、油断してました。

おかげでいつもの数倍は疲れました。

 

衣笠山公園は桜の名所なので、桜の時季になったら再び訪れたいです。