管理人も、FacebookやTwitterといったSNSのアカウントを開設してますが、なかなか有効に活用できていません。
最近、SNSのセミナーに参加してみたのですが、そのセミナーの講師の人は、SNSだけで集客しているそうです。
管理人もSNSで集客したいので、早速、放置していたFacebookのアカウントにログインしてみました。
Facebookの設定をいじって毎日100件以上の友達リクエスト
Facebookのアカウントにログインして設定をいじってみましたが、どうも無意識のうちに友達リクエストの対象を全ての人にしてしまったようで、スマホにすごい量の通知が……。
おそらく友達リクエストができる対象を「友達の友達」から「全ての人」にしてしまったのだと思います。
日本人より外国人からの友達リクエストが大量に来ていました。
別にいいかと友達リクエストを全て承認してみたら、FacebookのMessengerにたくさんのコメントがありました。
コメントは英語でしたが、ベトナム、タイ、フィリピン出身の人が割合的には多かったです。
日本人だと最初に挨拶してそれっきりですが、外国の人は結構話しかけてきます。
日本人は、アフィリエイトやFXの情報商材を売るためという目的の人も結構います。
いきなり電話をかけてくる人や、出会い系詐欺みたいな人も多く、Facebookはリスクが多いと感じました。女性の画像を使ってるアカウントは、十中八九はネカマでしょう。
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カンボジアの銀行の監査部門長からいきなり「私はビジネス取引をしたい」との提案
Facebookの友達リクエストの対象を全員にした日の翌日、「カンボジアにある銀行のビジネスマネージャーで監査部門長」を名乗る人から書き込みがありました。
彼が言うには、ある顧客が数年前になくなったようで、しかも、その顧客には親戚がいなかったため、資金の引き取り手がいないそうです。
そこで、彼からの提案が、「自分の権限を使い、あなた(管理人)を亡くなった顧客の親戚にしますので、メールアドレスを教えてください」というものでした。
[st-kaiwa1]彼はこの取引を「資金移転プログラム」と呼んでいました。[/st-kaiwa1]
報酬は、1,070万ドルを山分けにするそうです。
日本語がおかしいのはGoogle翻訳を使っているからだそうです。
不明な点が多いので質問をしてみましたが、詳しいことはメールで送るとのことでした。
メールアドレスを送付してみると、数分後にはメールが送られてきて、名前と会社名、家の住所、パスポートのID、電話番号を教えろとのことでした。
いきなりのことだったので、その後はメッセージを相手にしませんでした。
すると、その後もFacebookのMessengerを使って催促が続きます。
結局、フリーメールに名前や会社名などを記入して返信しましたが、次第に反応がなくなりました。
やたらと「リスクフリー」、「ノーリスク」を言ってました。
「Facebook 詐欺 外人」
Googleやヤフーで「Facebook 詐欺 外人」と検索してみると、結構Facebookを利用した詐欺まがいのトラブルに巻き込まれている人が多いみたいです。
「ドバイの銀行幹部からおいしい話のメールが来た! 筆者が海外詐欺話を体験」なんて記事も出てました。
しかも、Facebookを使って銀行の重役を語って近づき、顧客が亡くなったので故人のお金を受け取るように提案し、実行前になると先払いで何十万もの手続き費用を請求する、という流れは全く同じでした。
振り込まれたお金を折半するという話まで同じでした。
ただ、管理人に提案を持ちかけたカンボジア人は雑でした。
銀行の監査部門長を名乗ってるくせに自営業になってたり、別の相手と勘違いしたのか分けわからないメッセージを送ってくることも。
何度も無料通話を使って話しかけてくるのですが、言ってくるのはメッセージと同じ内容のことだけでした。
Facebookでは、日本人女性に対する振込詐欺みたいなトラブルも結構起きてるみたいです。
Facebookで外人がもちかけてくる取引は手数料が目的
その後、Facebookを再開して、1か月経過しました。
必要書類を揃えたら、教えてもらった弁護士のメールアドレスに一式書類をメールしろとのことです。
弁護士にメールすると、手続きを進めるから弁護士の口座に4,800ドルの手数料を振り込めと指示して行きます。
ここまでの長いやり取りは、4,800ドルの手数料のためみたいです。
この手数料を支払っても、詐欺なので報酬を受け取ることは出来ません。雑ですが引っかかる人もいるようです。
『私は理解しました。 私は今日の申請に必要な書類をすべて準備し、明日の午前中に最高裁判所に持ち込んで登録します。ご注意ください。 私はあなたの申請を遅滞なく実行するために、裁判所提出料と検疫手数料が必要です。 今日必要な税金を受け取った場合、金曜日までに手続きを完了できるはずです。以下の口座に$ 4800.00USDの税金を惜しみなく送ってください。 あなたはウェスタンユニオンを介して私の名前に転送することができます。』
ウエスタンユニオンは、世界で個人送金、企業支払と貿易業務を代行しているアメリカの金融会社です。
管理人が振り込んだとメッセージを送ると、振込用紙の画像を添付してメールしろと指示してきます。
コンビニの領収書を送ると、「thank you」と返事がきました。
翌日に再びメールが来て、「確認できない」とのこと。今度は松屋の領収書をメールに添付して送信しました。
2日経っても返事がないので、メッセージで話しかけてみると、「あなたは私をバカにした」と返事が来て、その後は相手してくれなくなりました。
彼のFacebookに直接ここまでのやり取りを書き込むと、「私のアカウントに書き込まない」と返事がきて、ブロックされました。
この後も、アメリカ人を装ったトルコ人から同じような手口のメッセージが来たり、ロシアの大富豪を装ったベトナム人からメッセージが来たりしました。
いずれも「数億円の報酬を支払うから、手数料を立て替えてほしい」という手口でした。
実名で登録する人が多いFacebook特有の詐欺でした。