JR田浦駅から「田浦梅の里」に行ってきました

「横浜 梅」で検索していたら、各地で梅が見頃との情報を得たので、どうせなら大きな梅林がいいだろうと思い横須賀市の「田浦梅の里」へ行くことにしました。

管理人は、花の中で最も好きなのが梅です。

 

田浦は、横須賀で最も過疎化が進んでいるエリアの一つだそうですが、管理人は田舎に住むことに憧れがあるので気になります。

田浦駅の雰囲気も好きです。

田浦駅は、11両編成の車両の場合は、先頭車両がトンネルに突っ込んだまま停車するという珍しい駅で、電車や駅のマニアに人気の駅だそうです。

また、田浦駅の港側では、廃線が見れるため、廃線マニア?からも人気です。

 

今回は、JR田浦駅から徒歩で田浦梅の里まで行ってきました。

田浦梅の里とは

田浦梅の里は、神奈川県横須賀市にある梅の名所です。

ちなみに三浦半島には、田浦にしか梅林はないようです。

田浦梅の里には、約2,700本の梅があるといわれ、神奈川県の東部では最も大きな規模です。

2月中旬から3月中旬までは、毎年「田浦梅林まつり」が開かれていて、まつりの期間は国道16号線までのぼりが出て賑やかです。

2019年も2月16日から3月10日まで田浦梅林まつりが開催されます。

 

山頂まで行くと、アスレチック広場があり、ゆっくりできる広場もあります。

また、展望台からは360度三浦半島を見渡せる素晴らしい景色を眺めることができます。

山頂にある展望台です。ただ、この日は天気が良くありませんでした。

田浦駅から田浦梅の里まで

横浜から田浦まで珍しく電車に乗って行きました。

JR横須賀線は、逗子駅まではそこそこ本数がありますが、逗子から先は電車の数が少なくなります。

田浦駅で時刻表を確認してみると、日中は1時間で2本くらいしか電車がきません。

横須賀は、JR横須賀線よりも私鉄の京浜急行線のほうが盛り上がっている珍しいエリアです。

田浦駅は駅前に何もありませんが、京急田浦駅のほうはコンビニもあるし商店街もあります。

 

ちなみに管理人は横須賀線の逗子に住んでましたが、逗子は電車の本数もそこそこあるので電車通勤でも不便は感じないと思います。

逗子は田舎ですが海が近くウィンドサーフィンのメッカなのでそこそこ人気です。

 

午前10時40分頃だったでしょうか……田浦駅に着きましたが人がいません。

JR横須賀線は逗子より横須賀側は本数が少ないので、利用者もありまりいないようです。

田浦駅のロータリーに出てみました。

途中で駅に向かう人の姿を見かけたので、利用する人は思っていたよりいるみたいです。

コンビニやスーパーは駅前にありませんが、周辺の建物は比較的新しく、住んでる人も意外といるみたいです。

 

改札を出て階段を下りたところに田浦周辺の案内板があります。

塚山公園と田浦梅の里は、神奈川を代表する観光名所なので案内板で推してるようです。

ここで田浦梅の里までの道を確認しました。

 

駅前に居酒屋兼飲食屋さんが一軒ありました。少し歩いた先にも居酒屋さんが一軒あります。

戸建てや市営住宅が丘の上にあったり、国道から外れた場所に商店街があったり、横浜では珍しいのでとても興味深いです。

 

国道16号線を歩いて田浦梅の里入口を目指します。

16号線は、横須賀から横浜へ出る数少ないルートの一つなので、車の交通量は多いです。

追浜から横須賀まではトンネルが多いです。歩行者のことを考えられてないので、トンネル内の歩道が狭く歩きにくかったです。

 

トンネルを越えて少し歩くと、田浦梅林への案内が出てます。例年であれば、2月中旬を過ぎた頃から梅林まつりののぼりが出ます。

 

田浦の商店街ですが、半分くらいの店舗はシャッターが閉まってました。場所が悪いというのもあるでしょうか。

 

案内表示が定期的に出てくるので、迷うことはないと思います。

以前、来たときは左から行ったので今回は右のルートを行ったら、前回と違う田浦梅林の入口に着きました。

 

電柱にも田浦梅林への案内が表示されてます。

住宅街の中を歩いて行くので初めての人は不安になるかもしれませんが、案内通りに行けば大丈夫です。ただし、田浦梅林には入口が何か所かあるので、たどり着く入口は違うかもしれません。どこから入っても階段がしんどいのは変わらないと思います。

 

この細い道を歩いて行きました。道は一人が通れる程度の幅しかありません。

 

展望台までかなりの数の階段を上ります。軽いノリで来たら後悔します。

田浦梅の里の梅林

階段を上ると梅林が見えてきます。

階段を上っている途中に梅の木があったのですが、全然咲いていませんでした。もう一度2月下旬ごろに来ないとだめそうです。

 

このまま左に行って帰ろうと思いましたが、くやしいので展望台まで行くことにしました。

 

そんな中、花が少しだけ咲いている梅もありました。

 

ほとんどの木はつぼみで、ごく限られた数本しか開花してません。あと2週間で梅まつりですが、大丈夫でしょうか。

 

この木は比較的花が咲いてました。

アスレチック広場・展望台へ

田浦梅の里の案内図です。

 

この道を進んで行くとアスレチック広場や展望台に着きます。

梅の見ごろの時期は、途中の道の梅林が華やかです。

この辺りの階段は、それほど勾配がきつくないので歩きやすいです。

 

梅林の里内には、水仙がたくさん植えてありました。水仙は見頃のようでした。

 

この道はハイキングコースになっているみたいです。

やはり梅が咲いてないので、訪れる人は少なくガラガラです。

 

全体的には一分咲き以下です。

 

梅林を抜けると広場に出ました。

山頂は思っていたよりも広いです。狭い通路と階段を上った先にこんなに開けた場所があるとは驚きです。

広場・展望台からの眺め

広場は山頂なので眺めがいいです。

写真は、長浦港方面だと思います。

 

この日は天気が悪かったので遠くが見えにくかったですが、天気が良ければランドマークタワーも見えます。

 

向かい側に梅林が見えました。こちらの方が咲いてましたが、ここも田浦梅の里の敷地内でしょうか……分かりません。

 

広場は広々としてるので、親子連れにもおすすめです。ここまで来るまでの階段が大変ですが。

 

アスレチック広場です。この時は、こんな山頂にあっても誰もアスレチックで遊ばないだろうと思いましたが、後日、梅が見ごろの時季に訪れた時は子供連れの親子で賑わってました。

 

一部のエリアだけ梅が開花してました。早咲きの種類でしょうか。

 

入口から20~30分くらいかかってようやく展望台に着きました。

 

展望台から見た長浦港方面です。

 

展望台から見える東方面です。横須賀港でしょうか。

 

南方面です。見えている道路は高速道路の横浜横須賀道路です。

 

西方面です。展望台周辺の梅はいくつか開花していました。

 

北方面です。横浜方面ですが、湿度が高く天気も良くなかったので遠くがハッキリ見えません。

田浦梅の里へのアクセス

・住所:神奈川県横須賀市田浦泉町92

・アクセス:JR横須賀線「田浦駅」から徒歩25分

 

 

田浦梅の里には、駐車場がありません。

田浦梅林まつり

見ごろは2月中旬から3月中旬。白梅、紅梅約2700本が咲きほこります。
梅の足もとに咲くスイセンも歩く里道を楽しませてくれます。
頂上についたらぜひ展望台へ。
展望台からは梅のむこうに東京湾が望めます。 期間中はイベントもあり。
田浦梅の里でゆったりとした早春の一日をお楽しみください。

 

親子凧揚げ大会

2月10日(日)13:00~14:00
山頂しばふ広場にて参加無料
※凧持参

 

俳句会・演芸大会

2月24日(日) 10:00~16:00
浦賀コミュニティーセンター4階
興味のある方は直接お越し下さい。
※参加費かかります。

横須賀市の田浦梅林まつり案内より