大口病院で相次ぐ中毒死の容疑者逮捕「大口病院連続点滴中毒死事件」

2016年9月に横浜市神奈川区にある大口病院で入院患者2名が相次いで中毒死した事件の容疑者が逮捕されました。

しかも容疑者は、任意の取り調べで「20人以上殺害した」と語っているそうです。

管理人が旧大口病院に行ったのは、容疑者発覚後の翌日でしたが、病院の前にはテレビ局の人もきてました。

大口病院点滴中毒死事件

2016年9月に横浜市神奈川区の大口病院(現在の横浜はじめ病院)でNさんとHさんが相次いで中毒死した事件が起きました。

2018年7月7日に神奈川県警は病院の久保木愛弓容疑者(31)を任意の事情聴取を行い、女は事情聴取の際「点滴に消毒液を入れた」と話しているそうです。NさんとHさんの体内からは「ヂアミトール」という消毒液に含まれる「界面活性剤」の成分が検出されていました。

久保木容疑者は動機について「自分の勤務中に患者が亡くなると、遺族への説明をしなければならず苦痛だった。勤務を交代する看護師との引き継ぎの時間帯に混入させていた。」と語っています。

遺族への説明が苦痛で殺してしまうってどうなんでしょうね。

大口病院自体が終末期の患者さんが多かったみたいだし、早いうちに看護師を辞めた方がよかったのではと思いますね。

 

ちなみに管理人が大学生の頃に住んでいたのが大口駅の隣の菊名という駅でした。

大口病院を利用したことはありませんが、病院の前や近くをクルマやバイクでよく通ってました。

 

鶴見に仕事に行ったので、帰り道に大口病院に寄り道しました。大口病院は、国道1号線の入江町の交差点を曲がればすぐです。

改名して今は「横浜はじめ病院」に

事件当時の病院名は「大口病院」でしたが、改名して「横浜はじめ病院」になってました。

 

ネットでは殺人病院などと叩かれており、改名によってイメージを変えるために職員へのアンケートで決定したようです。

管理人が横浜はじめ病院の前を通ったのは容疑者逮捕の翌日でしたが、病院入口前には警察が複数名いました。

事件後は変な人が脅迫まがいのことを起こすことも珍しくないからでしょうか。

 

ほかにも病院の前にはテレビ局の腕章をつけた職員の人を見かけました。

野次馬みたいな人も数人いました。

 

病院は大通りから少し入った場所にあるので、病院前はそんなに人通りの多いところではありません。

短い期間に40人以上が死亡したという報道も

旧大口病院では、短期間に数十人以上が毒殺された可能性があるとして警察が取り調べをしているという報道がありました。

大口病院は終末期の患者さんを多く受け入れていたそうですが、それでも3か月に約50人が4階で亡くなっているのは異常のようで、看護師から「4階は呪われている」といった声もあったそうです。

 

事件発覚前から大口病院ではトラブルが多発していて、異物が混入されたペットボトルを飲んで唇がただれたり、白衣が切り裂かれるといった看護師同士のいじめもあったといわれています。

 

週刊誌によれば病院内ではいじめがあり、変わり者として知られているナースがいてこの人物が疑われているというナースの証言もあったそうです。

容疑者は、いじめの主犯格だったという噂もあるようです。

この疑われているナースの担当していた4階病棟では、3か月に40人以上が死亡したという報道もされました。

疑惑のナースは、週刊誌によれば2年前の当時20代ということですが、逮捕された元看護士の女は31歳とのことなので、当時28か29歳なら年齢もあいます。

久保木容疑者は、当時のインタビューでは「病院内で私のことを犯人という人がいることにショックを受けました。誰が事件を起こしたのか分からないが、自分じゃないとだけは絶対にいえます。」と答えています。

 

7/10追記

その後の調べで、逮捕された元看護士の女が、「死刑も覚悟している」と供述していることが新たに分かりました。

 横浜市の病院で入院患者が点滴に消毒液を混入され死亡した事件で、逮捕された元看護士の女が「死刑も覚悟している」と供述していることが新たにわかりました。

また、逮捕された元看護士の女が「20人くらいやった」と供述したため、神奈川県警は女を逮捕しました。

しかし、被害にあった高齢者の遺体はすでに火葬されており、証拠が十分ではない件もあるそうです。

 

2023年2月追記

2022年11月に第一審では無期懲役となりましたが、検察側と弁護側は判決を不服として控訴しました。